文化・歴史
市指定文化財「絹本著色 水天像(すいてんぞう)」
【時期】江戸時代
【形態】本紙:縦67.3cm、横 29.9cm
軸装:縦 151cm、横 46cm
本図は、方位を司る十二天のうちの「水天」と一致し、12幅からなる十二天の一尊のみが伝来したと考えられている。江戸時代前期から幕末まで続く絵仏師の家系である神田宗庭(かんだそうてい)家の3代目「善信」により描かれたもので、丁寧で濃密な描写と細緻な文様表現が特徴である。天台宗関東総本山の寺院である東叡山寛永寺との関係から、寛永寺の仏画御用を務めた神田宗庭家の作が伝わったと推測される。所有する如意輪寺には、かつて水神社があり、そこに本図が「水神様」として祀られていたと伝わる。
