文化・歴史
市指定文化財 [坂尾(さかお)の土塁(どるい)]
【規模】東側 長さ26.3m、高さ2.2m、幅7.9m
西側 長さ27.0m、高さ2.2m、幅7.9m
この枡形土塁は、国道50号線、関場から佐白山に向かって南、坂尾に入る道を100mほど行った所に、道をはさんで左右に築かれている。土地の人は杉並土手とよんでいる。この土塁は城の前線で防備のために築かれたものである。築かれた時期は不明であるが、中世末までにはできたと考えられる。笠間城の外郭防備の遺構として現存する唯一のもので貴重である。