文化・歴史
市指定文化財 [八坂神社(やさかじんじゃ)の神輿(みこし)]
【製作】江戸時代前期
【形態】総高150センチメートル、胴体方形74cm
八坂神社の最初の神輿は、慶長5年(1600)に京都六条の大工治右衛門が造ったと伝えられている。その後寛文5年(1665)に、この神輿が京都で磯貝勘三郎によって造られ、40日間もかかって笠間へかつぎ運ばれたとの記録がある。なお、貞享2年(1685)と宝暦12年(1762)に補修された。飾り金具を守るため網が張ってあるので通称「網天王さん」と呼び、昭和30年代まで祇園祭にかつがれていた。