文化・歴史
市指定文化財 [木造 菩薩坐像(ぼさつざぞう)]
【製作】鎌倉時代末期
【像形】像高19.2cm
宝冠をいただく一木造。唐草文彫出し、天冠彫出し。袖口を含む両手先を欠失し、両足部は別材矧ぎ付けである。天冠・地髪・眉目は墨彩。胸飾りは墨および朱で彩色されている。素地の菩薩形坐像の脚部底面の「安貞二戊子正月」以下の墨書銘は後筆と考えられるが、台座の敷茄子底面の「元応二庚申二月十五日」の墨書銘は造立年を示すかと思われる。
【製作】鎌倉時代末期
【像形】像高19.2cm
宝冠をいただく一木造。唐草文彫出し、天冠彫出し。袖口を含む両手先を欠失し、両足部は別材矧ぎ付けである。天冠・地髪・眉目は墨彩。胸飾りは墨および朱で彩色されている。素地の菩薩形坐像の脚部底面の「安貞二戊子正月」以下の墨書銘は後筆と考えられるが、台座の敷茄子底面の「元応二庚申二月十五日」の墨書銘は造立年を示すかと思われる。