文化・歴史
市指定文化財 [四神旗(しじんき)]
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【製作】文明年(1477)
【形態】絹本着色:縦130センチメートル、横50センチメートル 画布地:縦113センチメートル、横36センチメートル
この四神旗は三所神社祭礼の時、境内や拝殿に掲げ神域を守るものとされている旗である。旗は天の四方を守る四神を表わし、東の青竜(せいりゅう)、西の白虎(びゃっこ)、南の朱雀(すざく)、北の玄武(げんぶ)の四神獣を描いたものである。
この四神旗は裏書墨書に「遠阻長門守藤原綱久より相伝の御品」とあり、同社棟札銘文の文明9年(1477)に笠間城主藤原綱久が笠間城の鎮守である三所明神の修築完成を祈願して寄進されたものと推定される。室町時代の四神旗は県内でも貴重な工芸品である。




