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市指定文化財 [笠間藩校の扁額 3点]

時習館

 
 時習館

 【制作】 文化14年(1817)
   【形態】 縦 44.4cm 横 105cm 
      木製,彫られた文字に胡粉で白塗りされている。
 【作者】 松平定信

  文化14年(1817)に笠間藩が創設した藩校「時習館」の木製の扁額である。牧野笠間藩3代藩主牧野
 貞喜が幕府老中を務めた前白河藩主松平定信に揮毫を依頼したものである。
  このことについては貞喜の「日記」にも記されている。

 

講武館

 講武館

 【制作】 未詳
 【形態】 縦 44.6cm 横 104cm 木製(ケヤキ)
 【作者】 牧野貞幹

  笠間藩で武芸の総合稽古場として、文政9年(1826)に建てられた「講武館」の扁額である。名前は記し
 ていないが,印章(落款)に白文印で「牧野鼎幹」、朱文印で貞幹の字である「子固」とあるので、牧野笠
 間藩4代藩主牧野貞幹の筆になることがわかる。

旹習館   旹習館

 【制作】 未詳
 【形態】 縦 46.6cm 横 113.6cm 紙本墨書
 【作者】 徳川斉昭
 
  文武医の3つに藩校が大和田の地に統合されて、新たな「時習館」となった時の扁額である。しかし藩内
 事情により、新築の時習館に掲げられることはなかったといわれている。
  斉昭自筆の「弘道館記碑文」と同じく隷書体で書かれており、「時」を「旹」と古い字体で記している
 のも斉昭らしい書法である。

 

 

                 

 

 

 

 

 

 

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは生涯学習課です。

〒309-1792 笠間市中央三丁目2番1号

電話番号:0296-77-1101 ファクス番号:0296-71-3220

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