文化・歴史
市指定文化財 [筑波海軍航空隊司令部庁舎(つくばかいぐんこうくうたいしれいぶちょうしゃ)]
【員数】 1棟
【延床面積】 1.684.86m2
本建物は昭和13年(1938)に建造された、地上3階の鉄筋コンクリート造で、船を模した形をしていて、海軍を象徴している。当時、筑波海軍航空隊の司令部庁舎として使用されていた。昭和20年の終戦とともに航空隊は解隊され、司令部庁舎はその後、学校庁舎、県立友部病院管理棟、筑波海軍航空隊記念館として活用されてきた。記念館は平成30年6月に隣接の建物に移転し、リニューアルオープンした。
海軍航空隊の中枢機能を担う拠点施設で、当時の現状を残し、活用できる状態で残っていることは全国的に見ても稀である。天井や窓、照明の傘など細部についても当時のまま残っているものもあり、特に2階指令室については、書庫なども含めその様子が色濃く残っている。