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市指定文化財 [安居燈籠念仏(あごとうろうねんぶつ)]

『安居燈籠念仏』の画像1
『安居燈籠念仏』の画像2

新仏の往生安楽を祈って行われる古くから伝わる盆行事である。記録によれば寛文年間(1661~1673)より千日堂前庭で念仏供養を行い、近郷53か村1200戸の念仏道場として盛んであったという。戦後中断されていたが、昭和50年に念仏講並びに地区内の有志の方々(念仏講の法眼様と地区の中老様)の依頼により、青年会が中心となって保存会が結成され再開されて今日に至っている。
笛と太鼓、鼓の奏でる音曲に合わせて新仏の年齢や地位に応じた讃が唱えられる。また、讃の前後には「南無阿弥陀仏」が唱えられるという特徴がある。
かつては13日に菩提寺の妙行院で「笠ぞろい」をして、讃歌と新仏迎えの念仏が唱えられた。15日、16日の晩、千日堂に勢ぞろいした念仏衆は、高燈籠を立てて待つ新仏の家に「道行き(流し)」と呼ばれる曲を奏して行進する。高灯楼を囲んで庭念仏と讃歌が唱えられる。
現在は千日堂に新仏の位牌を祀り、遺族を招いて「寄せ念仏」という形式で行われている。

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