文化・歴史
市指定文化財 [木造 大日如来坐像(だいにちにょらいざぞう)]

【製作】室町時代後期から江戸時代初期
【像形】像高38センチメートル、膝張30センチメートル、台座31センチメートル、光背の高さ:63センチメートル、光背の幅43センチメートル
本像は寄木造り、漆金箔塗りである。手は智挙印(ちけんいん)を結び、衲衣(のうえ)の条帛(じょうはく)もよく彫られている。光背は舟形光背で、頭光、身光の造りもよい。頭には宝冠を頂き、相容はふくよかである。正覚院の本尊として安置され、平成8年に修復し、現在は共有者が手厚い管理をしている。
