文化・歴史
市指定文化財 [モチノキ]
【樹種】モチノキ
【樹齢】不明
モチノキはクワ科の常緑高木で、葉は厚く光沢がある。本州以南に多く、花は4月ごろ黄緑色に咲き、果実は10月ごろ赤く熟す。昔は樹皮からゴムを採取したり、小鳥をつかまえるための「とりもち」を作ったりした。現在は観賞用として、庭に植えられたりしている。このモチノキは根幹囲が3.3mで、5本の株立ちになっている。5本のうち、細い株は目通り幹囲0.72m、一番太いものは1.3mで樹高7mほどである。枝張りは東西8.7m、南北12.6mで樹製は旺盛である。