文化・歴史
市指定文化財 [諏訪山古墳(すわやまこふん)]
【規模】上円下方墳:高さ4m、直径28m
諏訪山古墳は諏訪山宍戸神社の東の山腹にあり、東側を国道355号、南側を鎌倉時代の旧道が通っている。355バイパス工事の際に古墳の存在が判明し、昭和54年11月に発掘調査が行われた。古墳は上円下方墳で、下方部は六角形になっている。埋葬施設は淡黄色の粘土槨(ねんどかく)で、外側の長さ3.3m、幅1.5m、壁幅0.56mほどだった。副葬品は槨の北東端から鉄剣一振りが検出された。鉄剣はかなり腐食していたが、長さ62.3cm、身幅4cmである。