文化・歴史
市指定文化財 [木造 十一面観音立像(じゅういちめんかんのんりゅうぞう)]
【製作】室町時代前期
【像形】像高60センチメートル
本像はカヤ材を用いた一木造。頭髪、眉、眼、口などに彩色を施すほかは素地の像。頂上物を含む高髻および両手首先は矧ぎ付けである。頭上面のうち五個を欠失。右手首先も欠失。荷葉座裏面の「天平三辛未」の墨書銘は後筆であるが、菩薩系の頭部に如来系の法衣をまとう珍しい神仏習合の本地仏である。
【製作】室町時代前期
【像形】像高60センチメートル
本像はカヤ材を用いた一木造。頭髪、眉、眼、口などに彩色を施すほかは素地の像。頂上物を含む高髻および両手首先は矧ぎ付けである。頭上面のうち五個を欠失。右手首先も欠失。荷葉座裏面の「天平三辛未」の墨書銘は後筆であるが、菩薩系の頭部に如来系の法衣をまとう珍しい神仏習合の本地仏である。