文化・歴史
市指定文化財 [木造 愛染明王坐像(あいぜんみょうおうざぞう)]
【製作】鎌倉時代末期
【像形】像高18.6cm
本像は、一木造り、彫眼で本体・台座・蓮肉部は共彫りである。水瓶型の敷茄子は矧ぎ付で、以下欠失する。焔髪上部および鼻先、右足指先に欠失がある。焔髪は白土地に墨彩が施されている。眉目に墨彩。額の一眼も含む口内に朱彩。両肩先以下を欠失するが、蓮華、敷茄子が残り、菩薩形坐像と同時期の制作と考えられる。
【製作】鎌倉時代末期
【像形】像高18.6cm
本像は、一木造り、彫眼で本体・台座・蓮肉部は共彫りである。水瓶型の敷茄子は矧ぎ付で、以下欠失する。焔髪上部および鼻先、右足指先に欠失がある。焔髪は白土地に墨彩が施されている。眉目に墨彩。額の一眼も含む口内に朱彩。両肩先以下を欠失するが、蓮華、敷茄子が残り、菩薩形坐像と同時期の制作と考えられる。