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市指定文化財 [岩間囃子(いわまばやし)]

岩間囃子

岩間囃子は、六所神社の秋祭りに奉納されているお囃子の総称。享保年間江戸近郊に興った葛西囃子の流れを汲む。岩間地区には明治の初め頃伝えられたといわれている。
明治6年、下郷地区にあった五つの神社(鹿島神社・雷神社・稲荷神社・星宮・熊野神社)を八幡神社に合祀し八幡神社を六所神社と改称したのを記念してお祭りに奉納したのが始まりといわれている。現在は、毎年11月第一金曜日を初日とした三日間、露払いの獅子を先頭に、神輿、山車や幌獅子など十数台が氏子町内を練り歩く。
大太鼓一人、付太鼓二人、鉦、笛がそれぞれ一人の五人囃子で構成されており、獅子、撒切り、仁羽(ひょっとこ)、四丁目(おかめ)、新馬(きつね)の五曲からなっている。獅子は、大きく重い獅子頭を振り回しながら練り歩き、ひょっとこ踊りは、全体としてこっけいなしぐさの踊りで、夜這いの様子や農作業の動作、石段を登る動作を模したものなどがある。おかめ踊りは、物静かで上品な女性のしぐさや忍耐強い女性を表現している。きつね踊りは、緩急のついた踊りで獲物を狙うしぐさなどを表現している。また、農耕神としてのきつねには稲の豊作への願いもこめられている。
現在は、平成4年に設立された岩間囃子連合保存会(加盟9団体・会員285名、平成19年3月末現在)が中心となって維持保存及び後継者育成と技術向上を目指し活動している。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは生涯学習課です。

〒309-1792 笠間市中央三丁目2番1号

電話番号:0296-77-1101 ファクス番号:0296-71-3220

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