環境負荷ゼロへの挑戦(ゼロカーボンシティ宣言)
笠間市では,令和3年3月に第2次笠間市環境基本計画を見直し,地球温暖化対策とごみ減量化に対する取り組みを強化し,令和2年7月に宣言したプラスチックごみゼロ宣言と併せた「環境負荷ゼロへの挑戦」として,ゼロカーボンシティを宣言いたします。 |
環境負荷ゼロへの挑戦 |
私たちから、今も排出され続けている温室効果ガスの増加によって、今後、猛暑や豪雨被害などの頻発化や激甚化が予想されております。 2015年に合意されたパリ協定では「産業革命前からの平均気温上昇を2℃未満とし、1.5℃に抑えるよう努力する」との目標が国際的に広く共有されましたが、2018年に公表されたIPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の特別報告書では、この目標を達成するためには、「2050年までにCO2(二酸化炭素)の実質排出量をゼロにすることが必要」とされております。 地球温暖化対策は、国、地方自治体、事業者、国民といった全ての主体が参加・連携して取り組むことが必要であり、地方自治体には自ら率先した取組を行うことで、区域の事業者や住民の模範となることが求められております。 本市は、八溝山系に属する鶏足山塊につつまれ、中央には涸沼川の悠久の流れに臨み農地や平地林が広がる、豊かな自然に恵まれた静かで落ち着きのあるまちです。平成28年3月に「第2次笠間市環境基本計画」を策定し、望ましい環境像「豊かな自然との共生 水と緑の里 かさま」の実現に向けて様々な施策を推進してまいりましたが、近年の気候変動による影響の深刻化をはじめ、生物多様性の保全の必要性など、環境問題を取り巻く状況は激変し、新たな取組が必要とされております。 このことから、市としては、これらのかけがえのない財産を守り、未来の子どもたちに豊かな自然を残すため、CO2の排出量を2050年までに実質ゼロとする取り組みを継続的に実施していく決意の証として「ゼロカーボンシティ」を宣言いたします。
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令和3年4月1日 |
【宣言までの経緯】
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【今後の取り組み】 ◇市民に対して ◇事業者に対して ◇滞在者(観光者)に対して ◇行政として
※排出量実質ゼロ:CO2などの温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と,森林等の吸収源による除去量との間の均衡を達成すること |
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問い合わせ先
- 2021年4月1日
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