「絹本著色阿弥陀如来来迎図」が県指定文化財に指定されました
月崇寺(笠間市笠間)所有の「絹本著色阿弥陀如来来迎図」(けんぽんちゃくしょく あみだにょらい らいごうず)が、令和5年12月28日付けで茨城県指定有形文化財(絵画)として指定されました。
本図は、絹地に金色の阿弥陀如来立像が大きく描かれ、その左下方に描かれる檜皮葺きの建物内に複数の人物をのぞかせます。如来の肉身は白色下地に金泥を塗り、衣は白色地に截金で文様を表現しています。
鎌倉時代(13世紀から14世紀)の制作と考えられ、芸術的価値が高く絵画としても優れた作品です。
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