市長コラム「市立病院の歩む道」(平成24年11月号)
「市立病院の歩む道」
笠間市立病院 |
笠間市立病院は、昭和34年に旧友部町国保病院としてスタートしました。現在は、病床30床、常勤医師3名により運営をしています。年間収入は、医業収益が約4.5億円、医業費用が約5億円であり、差額については市の一般会計より3年間平均で毎年約6千万円の予算措置をしています。また、公的医療機関として、平成22年度より市医師会、県薬剤師会笠間支部、県立中央病院のご協力により、平日夜間・日曜初期救急診療も実施しています。さらに、石塚院長のもと在宅診療に重点をおいた取り組みや筑波大との連携事業として「いばらき地域医療研修ステーション事業」を行っています。
一方で、施設の老朽化に伴い、毎年の維持補修や設備の更新、そして構造的な問題等による利用上の不便性が目立ってきております。市としては、今後の超高齢化社会の中で、地域医療の中枢をなす機関として、これらの課題解決を始め、機能の充実、在宅サービスの強化を図るために、建て替えを検討してまいります。まず、医療関係者等による検討委員会を立ち上げ議論を進め、本年度内には今後の方向性を出してまいります。
市立病院は、市民の皆さんに支えられている病院です。市では、今後も市民の皆さんに安全な医療が提供できるよう医師の確保や健全経営に努めてまいりますが、皆さんも愛着をもって市立病院をご利用いただくよう、よろしくお願いします。
「3千万円」(平成24年10月号)
「祭り再生」(平成24年9月号)
「消費税」(平成24年8月号)
「笠間市消防団」(平成24年7月号)
「補助金」(平成24年6月号)
「銭湯」(平成24年5月号)
「民生委員・児童委員、保護司」(平成24年4月号)
平成23年度市長コラムへ
平成22年度市長コラムへ
平成21年度市長コラムへ
平成20年度市長コラムへ
平成19年度市長コラムへ
平成18年度市長コラムへ
問い合わせ先
- 2011年9月2日
- 印刷する