市長コラム「市立病院の役割」(平成22年3月)

「市立病院の役割」
笠間市立病院は、公的病院のとしての役割を明確にし、医療サービスの向上に努めなければなりません。
この4月から県立中央病院、笠間市医師会、薬剤師会の先生方に協力をいただき、準夜間(午後5時~10時)および休日診療の実施をすることを決定しました。
一時救急の受け皿として、永井県立中央病院長、石本笠間医師会長、県関係者および石塚市立病院長等、熱心に論議をいただき実現の運びとなりました。関係者の皆様、また、ご理解をいただいた市議会の皆様に感謝をいたします。
現在、市立病院は2人体制で診療を行っている状況ですので、休日の診療については、臨時の医師にて対応をしてまいります。
この実施により、市立病院が公的病院として市民の皆様に医療面での安心感をもっていただくことになると考えています。 市では、昨年6月より医療・介護・育児等の相談業務として、24時間対応の「健康ダイヤル24」を実施しておりますので、併せてご利用いただき、診療については、現在社会問題にもなっているコンビニ的受診でなく、節度ある受診をお願い申し上げます。
今後の市立病院の運営については、在宅医療の充実を図ってまいりますが、健全経営を行う上で、最低1名の医師確保が最大の課題であります。現在、募集をしておりますが、なかなか医師不足は解消されません。ぜひ、情報提供を願います。 市民の皆さん、市立病院を、愛着をもってご利用ください。
バックナンバー
「茨城空港」(平成22年2月号)
「情報」(平成22年1月号)
「ドイツ ラー市訪問」(平成21年12月号)
「指導者」(平成21年11月号)
「コラム」(平成21年10月号)
「亀の甲より年の功」(平成21年9月号)
「8月15日」(平成21年8月号)
「顔」(平成21年7月号)
「図書館貸し出し日本一」(平成21年6月号)
「国への感謝、注文」(平成21年5月号)
「出会い」(平成21年4月号)
平成20年度市長コラムへ
平成19年度市長コラムへ
平成18年度市長コラムへ
問い合わせ先
- 2011年9月12日
- 印刷する