市長コラム「雑草」(平成25年9月)
「雑草」
道路里親制度を活用し、管理されている道路 |
私の雑草に対するイメージは、踏まれても踏まれてもくじけることなく、力強く成長する強さ。一方で、取っても刈っても所かまわずすぐ生えて、景観を損ねるどうしようもないくせ者。雑草には2つのイメージを持っています。
その雑草が、笠間市の道路や公共施設など、いたる所に我がもの顔で成長し、管理する私たちを悩ませています。
特に道路の縁石に沿って生える雑草は、街の景観を悪化させてしまいます。道路の管理は、国、県、市それぞれで行っていますが、公共事業の見直しによる管理費の減額に伴い、草刈りの回数が大幅に減少しており、国や県は各地域とも年1回の実施となっています。市も年に1回~2回の草刈りをしていますが、追いつかない状況であります。
県では、県道の一定区間の管理を地元にお願いする道路里親制度を平成15年からスタートして、市内では5団体で行っています。本市でも同じ制度を平成22年から市道で実施しており、現在34団体にお願いし、道路の適正な管理を目指しています。
しかし、制度があっても高齢化等により制度の活用が難しくなってきている地域がでています。そのような地域は、行政において責任を持って対応しなければなりません。
もちろん、自宅や店舗周りの道路の草取りをきちんとしてくれている方もおります。ぜひ、今後もお願いしたいと思います。
道路事業の予算は、草刈りや補修等の維持・管理費のウェイトが中心となり、道路新設の予算は減少せざるをえない状況であります。雑草の悪いイメージを払拭するため、道路沿線の雑草の処理について皆様からの一案をお願いします。
バックナンバー
「ドイツ連邦共和国 ラー市の園芸課長 ソトル氏が来日」 (平成25年8月ホームページ特別版)
「韓国訪問について」 (平成25年8月ホームページ特別版)
「畜産試験場跡地」平成25年8月号
「石の輝き」平成25年7月号
「条例」平成25年6月号
「靖国神社での出来事」平成25年5月号
「障害者の現場を訪問」平成25年4月号
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- 2011年9月2日
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