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市長コラム「笠間と赤穂義士」(平成25年12月)

こんにちは市長室です

「笠間と赤穂義士」 

 

佐白山ろく公園の大石内蔵助像


 1702年(元禄15年)12月14日、赤穂浪士四十七士が両国本所松坂町の吉良上野介(きらこうずけのすけ)の屋敷に討ち入り、上野介を討ち果たし、主君 浅野内匠頭の本懐を遂げた日であります。 ご存知でしょうか、四十七士の中に笠間藩出身者が3名いたことを。吉田忠左衛門(よしだちゅうざえもん)、小野寺十内(おのでらじゅうない)、堀部弥兵衛(ほりべやへえ)です。
 浅野家は赤穂藩主になる前、25年にわたり笠間藩主として笠間の地を治めていました。そして、赤穂に転封後も主君に忠義を尽くした義士3名が、笠間藩出身者であった史実を後世に伝えていかなければなりません。
 毎年、全国の赤穂義士に関わる自治体が参加して「忠臣蔵サミット」を開催しています。参加自治体は、義士の忠義を重んじ、その精神をまちづくりや地域振興に役立てています。今年は、新潟県新発田市(堀部安兵衛の出身地)で11月に開催されました。新発田市は、安兵衛を歴史的英雄として顕彰し、さまざまな事業に関係づけ、観光振興に役立てています。
 笠間市でも笠間義士会が、年に一度、討ち入りの日に「そば講」を開催し、義士を偲んでいます。忠臣蔵と笠間市のつながりを多くの方々に知っていただきたいと思います。 
 皆さんも、12 月14日には笠間藩出身の義士がいたことを、そして彼らの忠義を考えてみてください。

バックナンバー

「筑波海軍航空隊」平成25年11月号
「東京オリンピック」平成25年10月号
「雑草」平成25年9月号
「ドイツ連邦共和国 ラー市の園芸課長 ソトル氏が来日」 (平成25年8月ホームページ特別版)
「韓国訪問について」 (平成25年8月ホームページ特別版)
「畜産試験場跡地」平成25年8月号
「石の輝き」平成25年7月号
「条例」平成25年6月号
「靖国神社での出来事」平成25年5月号
「障害者の現場を訪問」平成25年4月号

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