市長コラム「畜産試験場跡地」平成25年8月号
「畜産試験場跡地」
畜産試験場跡地 |
県有地である畜産試験場跡地は、明治35年に緑岡村(現在の水戸市見川町)に開設された「茨城県種畜場」が大正5年に旧友部町に移転し、平成12年に旧八郷町に移転されるまでの85年間、県内畜産業の研究や開発の拠点となっていました。面積は約35ヘクタールの平坦な土地であり、地下水が豊富で、何より友部ICから約5分、友部スマートICからも約10分と交通の利便性がよい中心市街地にあります。
しかし、排水設備が未整備であったため、畜産試験場移転後の利活用において大きな課題となり、合併前の旧友部町時代からこの土地の利活用について、茨城県と数多くの話し合いが行われてきました。
そしてこの度、課題であった「雨水排水処理施設整備」が、平成25・26年の2年間をかけ、茨城県の市町村合併支援事業を導入し、約9億円をかけて整備を進めてまいります。
さらに市としては、整備終了後の利活用を図るために、地域振興、雇用、税収の確保につながる企業等の誘致を茨城県と一体で進めています。企業誘致にあたっては各業種の方々に、畜産試験場跡地の利点や市が取り組む優遇策等をPRしていきます。医学部誘致の話もありますが、早期の利活用に向けて実現できる事を優先してまいりたいと思います。
市にとっては、市民の皆さんからの企業情報の提供が重要であります。是非ご一報をお待ちしています!
バックナンバー
「石の輝き」平成25年7月号
「条例」平成25年6月号
「靖国神社での出来事」平成25年5月号
「障害者の現場を訪問」平成25年4月号
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- 2011年9月2日
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