市長コラム「これからの国際交流」(平成24年1月)
「これからの国際交流」
新しい年を迎え、日本も国際社会の一員として政治、経済、安全保障の分野において、より一層の大きな役割を果たしていかなければなりません。国と国、都市と都市、国際交流の形態はそれぞれですが、人と人との対話から始まることに変わりはありません。
以前、このコラムにも書きましたが笠間市は菊まつりが縁でドイツのラー市と交流を行っています。他にもフランス、クウェート、レバノン各国の在日大使と交流をさせていただいています。
先般はクウェート大使館を訪問し、アルオタイビ大使と面会しました。昨年5月に笠間市へ来訪いただく予定がありましたが、震災により延期となりましたので、再度ご招待したい旨を伝えました。また、震災後、原油500万バレル(400億円相当)を支援物資として、日本赤十字社へ寄付していただきましたので、被災地として感謝を申し上げました。
レバノン大使からは、昨年12月のナショナルデーにご招待を受け、笠間市国際交流協会の方と一緒に出席してまいりました。
国際交流の場で感じることは、それぞれの国が持つ歴史や文化、国家に対しての誇りと愛着を強く持っていることです。日本国民も国家に対する誇りをしっかりと持つべきであると思います。
訪問する各大使館の方々は、一つの地方都市である笠間市のことを良く理解してくださっています。今後は市行政レベルの交流から市民間への交流へ拡大していけたらと思っています。
私が外国の方々との交流で、一番必要性を感じるのは英会話と自国の歴史を覚えることであります。特にこれからの若い方々にはぜひ、日常会話程度の英語が話せるようになってほしいと願います。
バックナンバー
「笠間のそば」(平成23年12月号)
「ホワイトハウス」(平成23年11月号)
「震災の爪痕」(平成23年10月号)
「夏の愛宕山を歩く」(平成23年9月号)
「市民憲章」(平成23年8月号)
「健康」(平成23年7月号)
「故郷」(平成23年6月号)
「感謝」と「支え」(平成23年5月号)
「震度6強」(平成23年4月号)
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- 2011年9月2日
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