市長コラム「夏の愛宕山を歩く」（平成23年9月）
「夏の愛宕山を歩く」
8月の上旬に何年かぶりに愛宕山を2時間ほど歩いてみました。当日は雨が降っており、他のハイキングの方はほとんどいませんでした。 岩間町時代にふるさと整備事業により桜の広場やスカイロッジをはじめとする施設整備がなされたと聞いており、整備当時の写真がある看板などを見て歩きました。整備当時から、約15年以上経過し、ハイキングコースの施設は老朽化がすすみ、遊歩道等の木々も枝が長々と伸び、光がさえぎられ暗く、景観をそこねている状況があちらこちらに見えました。
現在は、地元の愛宕山を愛する方々の協力により、維持・管理がされていますが、震災や老朽化によりハード面での再整備が必要になっていると思いました。
本市にとって愛宕山は、観光の名所であり、あたご山桜まつり、悪態祭りを始め、広く市民の憩いの場として親しまれています。これからも多くの方々に楽しんでいただける名山として、平成16年から指定管理者制度を導入し、スカイロッジの利用向上などを図っておりますが、今後さらに魅力度を高めていかなければなりません。
笠間市には他に佐白山、北山公園などが市民の憩いの場となっています。それぞれの特徴や自然を生かし、多くの方々に利用されるよう整備してまいりますので、皆さんも1度は足を運んでみてはいかがでしょうか。工事のため通行止めになっている区間もありますが、体を動かし、自然の空気を満喫するのも気持ちが良いものです。
今回、私が歩いた愛宕山のコースは、天狗が修行した地と言われる石尊（せきそん）や、笠間市内で唯一富士山が見えるという（現在は樹木が茂っているため望めませんでしたが）南山展望台を歩きました。また、岩間駅～愛宕山～吾国山までのハードなハイキングコースもあります。
ぜひ挑戦を！
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- 2011年9月2日
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