目的の情報を探し出す便利な検索

読み上げる

まちづくり

  1. ホーム
  2. まちづくり
  3. 市政懇談会
  4. 市政懇談会(平成18年度)
  5. 団体向け市政懇談会(主な事前質問に対する回答)

団体向け市政懇談会(主な事前質問に対する回答)

団体向け市政懇談会
(主な事前質問に対する回答)

団体向け市政懇談会を開催するにあたり、事前に各団体からいただいた事前質問に対する回答を紹介します。

<質問事項>



●市からの補助金について
<質問>
団体の活動資金を確保するため、市の補助金を増額してほしい。
<回答>
平成18年度の当初予算271億円のうち、団体への補助金は約200件に10億7千万円を計上しています。平成19年度の予算編成に当たっては、既に合併した団体には18年度並の補助金を計上し、そのほかの団体については18年度の補助金の10パーセント減でお願いしようと事務を進めています。また、補助金の必要性や費用対効果、経費負担等を検証するための「補助金等の見直しの基本方針」を定め、それに基づく「笠間市補助金等検討委員会」を組織して、すべての補助金に関するルールづくりを行なっていきます。そして各団体のヒアリングやアンケートなどを行ないながら、平成20年度予算に反映させていきたいと考えています。



●福祉バス・循環バスの運行について
<質問>
福祉バスの運行区域の拡大や高齢者のための市内循環型バスの運行を検討されたい。
<回答>
核家族化の進行に伴い、高齢者の送迎が難しくなってきています。そのため、地域における高齢者の外出支援が必要になっており、高齢化が進むことによってさらに対策が必要になってくると考えられます。現在の社会状況を考慮しますと、安全性の確保などの観点から交通手段を整備する必要がありますが、現在市で進めている福祉バスの運行拡大に向けた検討をしていきたいと考えています。また、市内で営業している関係機関とも充分に連携をとりながら、市民の皆さんに喜んでいただけるような巡回バスの対策を講じていきたいと思います。



●市バスの利用について
<質問>
団体の行事や研修等に市のバスを利用させてほしい。
<回答>
バスの利用形態については旧3市町で違っていましたが、道路運送法第80条の適用外でバスを利用した場合、運行中に事故等が発生すると社会的な影響が大きいことから、合併後は、一般貸切旅客自動車運送事業に類似しないよう「笠間市バス運行管理規程」により、市バスの利用は市が行なう事業に限るものとしました。また、利用の際は、所管課の職員の随行を義務付けましたのでご理解をいただきたいと思います。



●合併後の各団体の統合について
<質問>
合併しても旧3市町の関係団体の事情が異なるので、交流や連携のための市の支援がほしい。
<回答>
旧3市町の各団体につきましては、合併協議の中で新市の速やかな一体性を確保するため、それぞれの団体の実情を尊重しながら統合又は再編の調整に努めることとしています。合併前は281団体がありましたが、現在は約160団体が合併し、120団体が従来のままになっています。ただし、この120団体のうち、活動の目的や地域性などから合併の必要がないもの、上部団体との兼ね合いから現時点での合併が難しいものなどもあるため、すべての団体が合併しなければならないとは考えていません。行政側としては、それぞれの団体の関係主管課で具体的な協力をしていきますが、団体間で温度差があることも考慮しながら、お互いに理解できるような場をつくっていきたいと考えています。



●まちづくりにおける市民と行政の協働について
<質問>
まちづくりについて、行政と市民が協働して行なう具体的な方法とは何か、お尋ねしたい。
<回答>
協働とは、団体の目的、長所・短所など性格の異なる主体が、対等な立場で、共通の目的に向かって協力することと考えています。笠間市まちづくり教室では、「人に優しいまちづくり」をテーマに公共施設や福祉施設等のバリアフリーの状況を調査し、福祉マップを作ってきました。市でも市民に幅広く情報を伝える目的から、福祉マップの作成費を助成してきました。また、新市の地域資源に関する情報提供を行うため、市民による地域資源発掘隊を組織し、発掘作業は市民、ガイドブックの作成は行政で役割分担しながら作業を進めています。協働の目的を常に正確にとらえ、市民と行政がそれぞれの役割を分担しながら、今後も積極的にまちづくりを推進していきたいと考えています。



●地域間の交流について
<質問>
地域の交流が図れる行事の実施や交流施設の設立などの計画についてお尋ねしたい。
<回答>
新市では、市の行事として第1回「かさま陶芸の里マラソン」や高校生アームレスリング大会の参加者を市内外から広く募集し、全国に発信しています。また、岩間の少年剣道大会も市の主催で開催し、笠間や友部の生徒たちも数多く参加しました。また、公民館事業では、少しずつですが旧3市町の市民が参加し、交流が広がりつつあります。同時に、柿橋や福原などで運動会が実施されていますが、地域の運動会等の行事にも用具の貸し出しや人的な支援をしていきたいと考えています。また今後は、行政主導だけでなく、地道に地域の行事を広げていくことも効果があるのではないかと思います。



●行政と市民が連携した観光地づくりについて
<質問>
行政と市民が連携した観光地づくりのあり方についてお尋ねしたい。
<回答>
観光の受け皿を充実させていくためには、文化・歴史・芸術・地域特産品について市民ぐるみで理解し、そのために市としてどうしなければならないのかを考えていくことが重要だと思います。また、笠間市には年間320万人の観光客が訪れますが、年間を通して集客に大きな波があり、にぎやかさと閑散さが同居しているという状況にあります。年間を通した集客を確保していくためには、従来の「見る観光」から「歓交・交わる観光」へ結びつけていくことが必要だと思います。そのためには人づくりをどう進めていくかがカギとなりますので、これらを含めた観光戦略を考えていかなければならないと考えています。



●岩間地区の整備について
<質問>
岩間地区は図書館・公民館・社会福祉協議会事務所が老朽化しているなど、市内でも整備が遅れているので、岩間地区の将来についてお尋ねしたい。
<回答>
岩間図書館は築約25年、岩間公民館は約40年で老朽化しています。図書館については利用スペースの拡大、公民館については建て替えの方向で検討していきますが、公民館本館と分館のあり方や複合施設としての利用なども検討する必要があると考えています。なお、岩間駅の再開発が予定されているほか、耐震化調査で岩間中学校が一番危険だと診断されているため早急に建て替える必要があります。また、現在、社会福祉協議会に職員を派遣していますが、今後は社協独自の人材育成が重要となりますので、市も連携して役割を果たしていかなければならないと考えています。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは秘書課です。

〒309-1792 笠間市中央三丁目2番1号

電話番号:0296-77-1101 ファクス番号:0296-78-0612

スマートフォン用ページで見る