大丈夫ですか?!所有しているブロック塀などの構造物
6月18日に発生した大阪北部を震源とする地震では、ブロック構造物の倒壊により、9歳の女児が亡くなるという大変痛ましい事故が発生しました。
また、平成23年の東日本大震災では、笠間市内においても、多数のブロック塀などの構造物の倒壊が発生しました。地震によるブロック塀などの倒壊は、人的被害の発生だけでなく、道路の閉鎖により、避難や救助活動の妨げになります。
●ブロック塀などの安全点検をしてますか?!
ブロック塀などは、所有者の責任において管理することが基本です。ブロック塀などは永久構造物ではありません。常に外気にさらされ、時には風雨などにも耐えています。劣化、控え壁がない、高すぎるなどの構造上の問題は、点検するだけでもすぐに確認することができます。早速以下のポイントに留意して点検してみましょう。
●設置後20年以上経過していませんか。
●大谷石塀の高さは1.2メートル以下ですか。また、厚みは規定以上ですか。
●ブロック塀の高さは2メートル以下ですか。また、厚みは規定以上ですか。
●ひび割れや傾き、ぐらつきはありませんか。
●控え壁はありますか。
上記のポイントにいずれかが当てはまれば危険な可能性があります。ブロック塀診断士など専門家に調査を依頼しましょう。
また、下記のサイトを利用し、構造・耐久性・転倒防止対策などを理解して、さらに詳しく自己点検をすることもできます。
問いかけられる自己責任「あんしんなブロック塀をめざして」(外部サイトへリンク)(新しいウインドウで開きます)
問い合わせ先
- 2018年6月25日
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