多様性と挑戦が生む、信頼と貢献のカタチへ!
笠間市は、年齢や性別、国籍、障がいの有無、性的指向などにかかわりなく、一人ひとりが尊重され、多様な人たちが活躍できる「ダイバーシティ社会」の実現を目指しています。
ダイバーシティ社会の実現に向けて、「意識の醸成」「職場や生活環境の整備」「広い視野・多様な価値観を持つ人材の育成」の3つの方針をいばらきダイバーシティ宣言に登録し、取り組みを進めています。
今回は「意識の醸成」の取り組みとして、令和7年4月にいばらきダイバーシティ宣言を行った『株式会社協栄技研』を紹介します。
団体名:株式会社 協栄技研 所在地:笠間市鯉淵6321-12 事 業:エレベーター、エスカレーターの部品製造 |
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「従業員の皆さん(社屋前)」 と「宣言書」 |
ダイバーシティ宣言を行ったきっかけは
市の広報で紹介されたダーバーシティ特集をきっかけに、「キラリかさま優良企業」に応募し、その後、県のダイバーシティ宣言制度を知り、共感しました。女性従業員が7割以上を占める当社では、多様性を尊重する経営理念のもと、今回の取り組みを通じて価値観の共有を図り、より働きやすい職場づくりに繋げていければと思い、このたび宣言しました。
具体的な取り組みを教えてください
技術の認定と検査員資格取得を支援しています。昨年度(令和6年度)から弊社より初の女性認定検査員の資格取得に向け支援を開始し、資格を取得することができました。これにより出荷体制への幅が広がり、検査業務の固定化による、担当者への過度な負担を軽減することができました。また昨年度は、社屋外壁や女性専用更衣室のリニューアル、工場をつなぐ通路整備などを行い、働きやすい職場環境づくりを進めています。
今後について
1.女性活躍推進
・女性リーダーの登用とキャリア形成を支援します。
・資格取得やスキルアップを推進し、専門分野の特化を図ります。
・柔軟な働き方を導入し、ワークライフバランスの充実に努めます。
2.多様性の尊重
・性別、年齢、障がいの有無などを問わず、個性を生かせる環境を整備します。
・価値観の「統一」より「共有」を尊重し、協力し合う文化を築きます。
3.社会貢献
・お客様の信頼を積み重ね、地域と社会に貢献します。
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![]() 「工場内での様子(1)」 |
![]() 「工場内での様子(2)」 |
この記事は広報かさま令和7年8月号に掲載した内容です。
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- 2025年8月8日
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