誰もが安心して暮らせる福祉のまちづくり
笠間市は、年齢や性別、国籍、障がいの有無、性的指向などにかかわりなく、一人ひとりが尊重され、多様な人たちが活躍できる「ダイバーシティ社会」の実現を目指しています。
ダイバーシティ社会の実現に向けて、笠間市では「意識の醸成」「職場や生活環境の整備」「広い視野・多様な価値観を持つ人材の育成」の3つの方針をいばらきダイバーシティ宣言に登録し、取り組みを進めています。
今回は「意識の醸成」の取り組みとして、昨年8月にいばらきダイバーシティ宣言を行った事業者『社会福祉法人 笠間市社会福祉協議会』を紹介します。
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団体名:社会福祉法人 笠間市社会福祉協議会 所在地:笠間市美原3-2-11 事業:福祉サービスの提供 笠間市社会福祉協議会ホームページはこちら |
ダイバーシティ宣言を行ったきっかけは
笠間市社会福祉協議会は「誰もが安心して暮らせる福祉のまちづくり」の理念のもと、多様な地域福祉やコミュニティづくりを推進しています。
一人ひとりが尊重され、多様性が受容されるダイバーシティ社会の実現は、当会の理念にも合致することから宣言を行いました。
具体的な取り組みを教えてください
高齢者や障がいを持つ方、子育て中の方など、さまざまな状況にある市民の皆さんが参加できる「地域のつどいの場所(サロン)」づくりや、高齢者の生きがいづくりと介護予防のための「いきいき通所事業」など、市民がボランティア活動に参加しやすい環境づくりなどに取り組んでいます。
行政では手が届きにくい一人ひとりの福祉の課題について、市民の皆さんと一緒に考え、取り組むことで「安心する地域づくり」を進めています。
今後について
市民、福祉団体、関係機関等、たくさんの方々の協力を得て、これまで以上に福祉活動を推進するなかで、一人ひとりが安心して暮らすことのできる地域づくりを推進していきます。
また、ユニバーサルデザインに配慮したまちづくりや、広い視野を持ち新たな価値を創出できる人材の育成を推進し、「多様な人たちがみんなでつくる福祉のまち」を目指します。








この記事は広報かさま令和5年2月号に掲載した内容です。
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- 2023年2月6日
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