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子宮頸がんとは?知っておきたい予防の知識

子宮頸がんとは

子宮頸がんとは、子宮の入り口(子宮頸部)にがんができる病気です。

子宮頸がん説明_1681880_marked

子宮頸がんは、20歳代後半からり患する人が増え始め、特に30~50歳代の若い女性に多い病気です。国内では、毎年約1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約3000人の方が亡くなっていますが、早期に発見して適切な治療を受けることで、高い確率で完治を目指すことができます。

子宮頸がん罹患率_1682444_marked

子宮頸がんの主な原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染で、性行為を経験したことのある女性なら誰でも感染する可能性があります。感染してもほとんどの方は一過性ですが、一部の方で感染が持続して、異形成という前がん病変(がんになる前の状態)を経て、子宮頸がんに進行します。初期の段階では、ほとんど自覚症状はありません。病気が進行すると、不正出血やおりもの異常がみられます。

予防とがん検診

子宮頸がんの予防には、HPV感染を予防するワクチン接種と定期的な検診が推奨されています。

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)

ヒトパピローマウイルス(HPV)の中には子宮頸がんをおこしやすい種類(型)があり、HPVワクチンはこのうちの一部の感染を防ぐことができます。
接種するワクチンや年齢によって、接種のタイミングや回数が異なります。どのワクチンを接種するかは、医療機関に相談してください。

小学校6年生から高校1年生の女子は定期接種として無料で予防接種を受けることができます。
詳しくはこちらの「子どもの予防接種(HPV:子宮頸がん)」からご確認ください。

キャッチアップ接種として平成9年度から平成19年度生まれの女性の方は、令和7年3月31日まで無料で予防接種を受けることができます。詳しくはこちらからご確認ください。

子宮頸がん検診

子宮頸がん検診は2年に1回の頻度で受診するように推奨されています。

HPVワクチン接種により、子宮頸がんの50~70%を防ぐことができるといわれていますが、すべてのHPV感染を予防できるわけではないので、ワクチン接種を受けたとしても定期的に子宮頸がん検診を受診することが大切です。

笠間市では、集団検診と医療機関検診のいずれかの方法で、子宮頸がん検診を受診することができます。
性行為の経験がない方や、初めて検診を受診する方は医療機関での検診を推奨しています。

また、がん検診は結果が100%正しいとは限りません。がんの場所や種類によっては見つけにくいがんや見落としもあるのが現状です。経年の変化を確認するために、異常なしと判定された場合でも推奨されている頻度でがん検診を受診しましょう。

集団検診の受診方法(自己負担金:1,200円)

  1. 検診を受けたい場所と日時を「笠間市健康づくり年間予定表(新しいウィンドウで開きます)」から選んでください。
  2. 「健診Web予約サービス(https://kenko-link.org/)」、またはコールセンター(健康づくり年間予定表参照)で予約を取ります。
    健診Web予約サービスのマニュアルおよびよくある質問(市公式ホームページ内)はこちらをクリックしてください。
    ※健診Web予約サービスからの申込み締め切り日以降の予約については、健康医療政策課にお問合せください。
  3. 検診日の1週間から10日前頃に検診票、および案内を郵送しますので、ご確認ください。
  4. 受診後、検査結果は約1か月後に郵送でお知らせします。

医療機関検診の受診方法(自己負担金:2,100円)

医療機関の受診方法は、こちら(市公式ホームページ内)をご確認ください。

子宮頸がん検診の流れ

問診

問診表に、月経周期や経血量、生理痛の有無や妊娠歴を記入して、医師や看護師の質問に答えます。

細胞診

ブラシで優しく子宮頸部をこすり、細胞を採取します。痛みはほとんどなく、数分で終わります。

子宮頸がんQ&A

Q&A

  • 「検査は痛くないですか?」
    痛みはほとんどありませんが、専用の検査器具を膣内に挿入するときに違和感があるかもしれません。
    検査のときは、フーっと息を吐いて深呼吸しましょう。おしりが診察台から浮かないように、力を抜き、リラックスすることがポイントです。
  • 「正直、恥ずかしいです。」
    ズボンやスカートと下着は、診察台に上がる直前まで履いています。検査中はお腹のあたりからカーテンで仕切られることで、医療従事者の顔は見えないので、意外と気にならないと思います。
    とはいえ、普段は人に見せない場所を見せるのは、恥ずかしいと思いますので、こう考えてみてはいかかでしょうか。
    ・スタッフは検診のプロ
    ・もし、がんを見逃したら大変
    ・たった数分で終わる
    ・頭の中で好きな歌を歌う、検診が終わったら何をしようか、など別のことを考える。

要精密検査と判定されたら

子宮頸がん検診の結果、要精密検査になった方には、別途ご案内と書類を同封しています。受診方法や書類について、ご不明な点がありましたら、健康医療政策課の保健師にお問合せください。

精密検査と結果が出ても、治療が必要ながんと診断される方は数%です。また、がんになる前の細胞が発見されることも多いので、あまり怖がりすぎずに精密検査を受診しましょう。しかし、日本人の2人に1人はがんになるといわれていますので、油断は禁物です。必ず医療機関で精密検査を受診しましょう。

結果の見方や精密検査の重要性については、茨城県総合健診協会公式ホームページ内の「がん検診の結果についての説明(新規ウインドウで開きます)」をご覧ください。

 

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは健康医療政策課です。

〒309-1734 笠間市南友部1966番地1(地域医療センターかさま 行政棟)

電話番号:0296-77-9145 ファクス番号:0296-77-1107

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