市長コラム「遠くの地での活躍」(平成28年4月)
遠くの地での活躍
先月で、東日本大震災から早5年目を迎えました。本市では、復興支援として震災翌年から宮城県多賀城市と岩手県宮古市へ職員を1名ずつ派遣しています。多賀城市へは3年でその任を終えましたが、宮古市への派遣は今年度で5年目となります。
被害が大きかった東北の地へ赴き、現地で復興支援にあたってきた職員には、頭が下がる思いであります。本市からの派遣は、志願によるものであり、そのような心意気のある職員が存在することを誇りに思いますし、家族を始め、周りの方々のご理解に感謝したいです。
派遣職員からは、仕事半ばのため1年だけではなく、2年続けたい、再度支援に行きたいという意向が多いのですが、本市にとっても大きな戦力であり難しいところです。
私も派遣先には何度となく激励に足を運んでいますが、昨年訪問した時には、ようやく復興が進み始めたという感じを受けました。働いている派遣職員と地元の方々との絆も強く、その人間関係が再び足を向かわせるのだと思います。
今年も4月1日から30代の職員が宮古の地でがんばっています。宮古市は、浄土ヶ浜に代表されるように海がとてもきれいでおいしい海の幸も豊富にあります。もし、市民の方で宮古市へ行く機会がありましたら、市役所へ激励に寄ってあげてください。
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- 2016年4月14日
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