市長コラム「滞納」(平成19年6月)
「滞納」
県内44市町村の中で笠間市は34位、何の順位だと思いますか。税の徴収率の順位です。最高は東海村の97.6%で、笠間市は85.6%です。
言うまでもなく、納税は国民の義務です。行政は徴収を行い、公平に収めていただいた大切な税金を元に行政サービスを行います。
笠間市は現在、住民税、固定資産税等や各種料金を含め、約23億円の滞納金が発生しており、この税・料金を納めていただくよう、平成19年度より徴収員5名の増員を図ったり、自動車のタイヤロック等を導入したりして、徴収率の向上に取り組んでいます。もちろん強制的でなく、さまざまな事情を考慮しながら、お願いをしています。
しかし、最近の社会的な傾向として、納税意識の低下、公共料金や給食費の未納等が全国的に問題化している中で、悪質な場合については厳正な対応をしてまいります。市民の皆様には、徴収に対するご理解をお願いします。
一方で、行政は常に税金の徴収と使用について、重要性を認識し、コスト意識を持って行政サービスに努めていくことが必要です。
【平成18年度中学生の税に関する標語】☆水戸国税モニター会長賞
「納税で すてきな未来の 街づくり」(受賞時 笠間中3年 薗部 文香さん )
笠間市長 山口 伸樹
常磐大学と市の連携協定調印式(5/24)
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- 2011年9月12日
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