市長コラム「夏祭り」(平成19年8月)
「夏祭り」
今でも記憶に残る思い出の一つに「夏祭り」があります。子どもの頃、友部地区の中市原地内にある星宮(ほしのみや)神社の夏祭りに行った楽しい思い出です。屋台が並び、出し物があり、華やかな印象が今でも強く心に残っています。
笠間地区では、「夏祭り」と言えば、歴史ある「祇園祭」であり、幼い頃から地元町内の神輿を担ぎ、高校生になると、大きく風格があり、とにかく重い八坂神社の大神輿を担げるようになり、「祇園」の時期が来ると、わくわくした気持ちになったものです。今でも、一度は神輿を担がないと、夏を味わった気がしません。
昨年、合併してはじめて見た岩間地区の獅子舞の踊りを中心とした「六所神社祭礼」には、伝統と歴史の重みを感じました。他にも、笠間市内には、伝統的な祭りがたくさんあり、夏の季節は特に、私たちを楽しませてくれます。「夏祭り」は地域の文化であり、子どもたちにとっては、夏の良き思い出になります。
最近、少子化に伴い地域の祭りに参加する子どもが少なくなり、祭りをはじめとする地域の伝統行事の維持が困難になってきていると聞き、大変残念なことであります。伝統を継承していくためには、地域のみなさんの協力が不可欠であり、積極的な取り組みをお願いします。
「屋台の赤イカ、おいしかったな~。」
笠間市長 山口 伸樹
スナッグゴルフ全国大会で優勝した稲田小チームと(7/3)
バックナンバー
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