市長コラム「バレンタインデー」(平成20年2月)
「バレンタインデー」
私にとって過去の言葉になってしまったバレ ンタインデー。
バレンタインデーとは西暦3世紀のローマの 聖人バレンタインに由来する記念日であるとさ れています。中世ヨーロッパにおいて愛の守護 者とみなされるようになり、殉教の日である2月14日は、現代では世界各地で男女の愛の誓いの日とされています。
日本のバレンタインデーは、チョコレート等をプレゼントすることが中心になり、義理チョコが流行しましたが、最近はその傾向に変化が起きてきて、本来の意味が復活してきたとのことです。好きな人へ愛情を伝えるためのチョコレート、言葉は要りません。
相手に自分の気持ちや考えを伝えることは、非常に簡単なようであり難しいことであります。仕事を進める上で、行政の考え方や真意を市民の皆さんに伝え、合意形成や理解を得るためには大変な時間と努力が必要です。
行政の考え方を伝える手段としては、市報や回覧板、ホームページなどがあります。市民の考え方が多様な中で、これらの手段で全てを理解していただくことは難しいことです。ほかの手段はないものかと考えます。説明会など直接の対話をすれば、気持ちや考え方は伝わりますが、これにも限界があります。
行政の考えを伝えるには、チョコレートを贈る気持ちで伝えれば、何事も伝わるものなのか、どうなのか? 悩むところです。
バックナンバー
「一年の計は元旦にあり」(平成20年1月号)
「一年間を振り返って」(平成19年12月号)
「笠間市内の企業」(平成19年11月号)
「市長の一日」(平成19年10月号)
「運動会」(平成19年9月号)
「夏祭り」(平成19年8月号)
「投票に行こう」(平成19年7月号)
「滞納」(平成19年6月号)
「文化交流都市」かさま(平成19年5月号)
「何より健康が一番」(平成19年4月号)
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- 2011年9月12日
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