市長コラム「一年を振り返って」(平成19年12月)
「一年間を振り返って」
光陰矢の如し。早くも平成19年が終わろうとしています。
今年を振り返りますと、1月に市民憲章の制定、3月に友部駅の南北自由通路・橋上駅舎の完成、4月に笠間市総合計画の策定、10月に第100回笠間の菊まつり、11月には北関東自動車道笠間西ICの開通などの事業が行われ、新しい笠間市の基盤整備が進められました。
一方で地方自治体を取り巻く環境は本年も厳しく、交付税の削減、国、県の補助金や事業の見直し、廃止等があり、サービスを維持するために市町村の負担がより大きくなりました。笠間市としても行財政改革による事務事業の見直し、指定管理者制度の導入、補助金の見直し、職員削減等に取り組み、歳出の削減をしました。
現在、国の地方分権推進委員会でさらなる分権の議論が行われています。市としても、地方分権の時代に責任を持ってサービスが提供できる自治体を作っていくことが必要と考えます。平成20年、21年において、まちづくり特定市を受け、権限移譲のもと、住民に身近なサービスを提供していきます。そのことも合併の効果を出す一つと考えます。
今年はまた、7月から11月まで開催した市政懇談会や、運動会、敬老会などの地域行事への積極的な参加を通して、より市民の皆さんとの交流を深めることができたと思っています。来年も市民の皆さんと一緒に文化交流都市づくりに取り組んでいきます。
バックナンバー
「笠間市内の企業」(平成19年11月号)
「市長の一日」(平成19年10月号)
「運動会」(平成19年9月号)
「夏祭り」(平成19年8月号)
「投票に行こう」(平成19年7月号)
「滞納」(平成19年6月号)
「文化交流都市」かさま(平成19年5月号)
「何より健康が一番」(平成19年4月号)
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- 2011年9月12日
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