市長コラム「コラム」(平成21年10月)
「コラム」
今回でコラムも38回目となりました。第1回目は平成18年8月号からです。
いつも市民の皆さんに読んでいただきたいという思いを持って書いていますが、回を重ねていくと、内容がなかなか頭に浮かばず、原稿とにらめっこしている時間が長くなります。たかが400字程度、月に一回ではありますが、もともと文章を書くことは苦手であり、どう言葉を並べて表現するか、難しさを常に感じています。
私が一番うれしいことは、市民の皆さんに「読んだよ」と声をかけていただくことです。それを励みに頭を絞っています。
最近は、誰もが手紙や文字を書く機会が少なくなり、若い人は、ほとんどメールでのやりとりが中心になっています。私はよく手紙をいただくことがありますが、文章の中に伝えたい思いや考えが込められており、内容の充実したものばかりで、大変勉強になります。
市役所を考えると、やはり市民の皆さんに思いを伝えるのが不得手なようです。せっかくの施策や制度も知られていないということが多々あります。行政の説明責任、情報発信、合意形成を果たすべく、市役所の発行する文書も、限られたスペースでわかりやすく伝えることが必要であると思います。
秋の夜長に手紙などを書いてみてはどうでしょうか。何か新しい発見が生まれると思います。ちなみに私はいただいた手紙の返事を書かずに電話で済ませてしまいます。反省。
笠間市長 山口 伸樹
バックナンバー
「亀の甲より年の功」(平成21年9月号)
「8月15日」(平成21年8月号)
「顔」(平成21年7月号)
「図書館貸し出し日本一」(平成21年6月号)
「国への感謝、注文」(平成21年5月号)
「出会い」(平成21年4月号)
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