市長コラム「ほたるとの出会い」(令和2年7月)
「ほたる」との出会い
私はいつもの日課として市内を散歩しながら、街の風景を楽しんでいます。特に5月末から6月上旬にかけて、片庭川沿いの水田地帯を歩くと「ほたる」を見かける機会が多くなりました。
日によって数に違いはありますが、少ない日でも2~3匹。多い時には5~6匹の「ほたる」と出会うことが出来ます。
皆さんは、市内の水田に「ほたる」が生息している所があることをご存じでしょうか?
散歩しながら、「毎日見ているのは、自分だけなのかな。」と思ったりして、もし自分だけであれば、とても得をしているような気持ちになったりしています。ここ数年の間では、今年は特に多く飛んでいるように感じています。ほたるは、水のきれいなところに生息するので、川がきれいになってきた証の一つであると思います。
世の中全体が、新型コロナウイルス感染症の影響で気持ちが沈みがちな時期でありますが、ほたるの姿を見るたびに自然の中で生きぬく力強さを感じ、その光る美しさに癒やされています。
「ほたる」は環境に正直であります。環境が改善され、ほたるの生息が拡大しているのだと思いますが、私たちがこの環境をしっかり守っていくことが必要であると考えています。
来年もまたこの美しい光に出会えることを楽しみに、市内散歩を続けたいと思います。
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- 2022年4月1日
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