異常の判断基準
水道水に色がある場合
- 赤い水が出る。
【原因】
給水管の中に赤さびが発生している。
【対策】
しばらく放水されるときれいになります。 しばらくしても赤い水が出るようでしたら、水道課へご連絡ください。古い給水管を使用の場合には、新しい管に取り替える必要があります。 - 黒い水が出る。
【原因】
水道管の中にマンガン酸化物が発生している。
【対策】
水道課へご連絡ください。 コップに水を取って明らかに黒色のときは、飲用しないでください。 - 白い水が出て、放置すると透明になる。
【原因】
水の中に空気でできた小さな気泡が入っている。
【対策】
問題ありません。 原水と給水栓水の温度差が大きいとき、水の圧力差が大きいときに発生します。 - お風呂にためた水が青く見える。
【原因】
水による光の吸収と散乱のためです。空や海が青く見えるのと同じ原理です。
【対策】
問題ありません。 特に、アイボリー系の色の浴槽でこの現象が見られます。
水道水から異物が出る場合
- 砂や土の濁りが出る。
【原因】
水道管工事のときに砂や土が混入している。
【対策】
水道課へご連絡ください。 - 黒くて硬い粒状の異物が出る。
【原因】
水道管の腐食による鉄さびが剥がれ落ちている。
【対策】
水道課へご連絡ください。古い水道管を使用の場合には、新しい管に取り替える必要があります。 - 黒くてやわらかい異物が出る。
【原因】
蛇口などのパッキンが劣化して、細片化している。
【対策】
蛇口などのパッキンを取り替えてください。 笠間市指定給水装置工事事業者に修理を依頼するか、パッキンの取り替えてください。 - 白い異物が出る。
【原因】
水道管のライニング、シール剤が剥離している。
【対策】
水道課へご連絡ください。
水道水に異臭がある場合
- 薬品臭・油脂臭がする。
【原因】
水道管をつなぐ時に使用した接着剤や油の臭いが、水道水についている。
【対策】
水道課へご連絡ください。 しばらく放水すれば、臭いが取れる場合もあります。水道水の安全性は問題ありませんが、飲用にはできるだけ放水した後にご使用ください。 - 石油臭がする。
【原因】
貯水槽水道(受水槽)を使用している場合は受水層に燃料油などが混入している。
【対策】
受水槽を清掃してください。受水槽の管理は、「貯水槽水道(受水槽)の管理について」をご覧ください。
直結方式の給水である場合には、水道課へご連絡ください。 - 金気臭がする。
【原因】
鉄、亜鉛、銅が多量に含まれている。 古いタイプの鋼管が使われている場合に、さび水が発生している。
【対策】
水道課へご連絡ください。 古い給水管を使用の場合には、腐食しにくい管に取り替える必要があります。 - 腐敗臭(下水臭)がする。
【原因】
給水装置に井戸等とのクロスコネクションがある。
【対策】
水道課へご連絡ください。 水道水を調査し、異常があれば、修理をする必要があります
水道水の味がおかしい場合
- 金属味・渋味がする。
【原因】
鉄、亜鉛、銅が多量に含まれている。
【対策】
水道課へご連絡ください。 古い給水管を使用の場合には、新しい管に取り替える必要があります。
その他
- ヤカンの底や口に固形物が付着している。
【原因】
硬度成分が析出している。
【対策】
白い固形物はミネラル分であり、安全性に問題はありません。
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- 2011年9月8日
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