市長コラム「消防団」(令和5年2月)
今年も新春の3大行事の一つである笠間市消防出初式が1月9日に開催され、消防団員や消防職員約500名が参加いたしました。足並みのそろった分列行進など、規律正しい出初式での姿には、力強さを感じます。
市内には33の分団と女性消防団があります。団員はそれぞれが生業をもちながら、「自分たちのまちは自分たちで守る」という精神のもと地域防災のリーダーとして、地域に密着した活動を行っています。
その消防団の活動によって地域防災の一翼が担われており、安心感が確保されてます。
一方で消防団には、団員の確保や後援会費の徴収など、課題も山積しております。
特に少子化の進行によって団員の確保は長期的な課題となっており、解決の方法が見えてきません。
そのような中、団員の負担軽減や活動への理解、さらにOBの活用等も検討し、団員の確保や機能の充実に努めています。
昼夜を問わない火災現場への出動、定期的な訓練、地元地区への防火啓発活動等、年間を通じての活動もあり、使命感がなければできません。
市民の皆さんには、消防団への理解・協力をお願いします。
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- 2023年2月2日
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