市長コラム「台湾招待」(令和4年12月ホームページ特別版)
さる令和4年12月5日(月曜日)~8日(木曜日)まで台湾教育部主催の「台日教育交流20周年記念事業」に、私と小沼教育長、他2名の職員が招待をうけ台湾を訪問してきました。
記念事業の参加者は日本国内の高等学校が中心であり、自治体としては、笠間市と、山形県新庄市でありました。12月7日(水曜日)には、これまで教育交流促進に取り組んできた方々が、功労者として、大臣(台湾教育部長)から表彰をうけました。
これまでの笠間市と台湾の教育交流としては、中学生のオンライン交流や、台湾政府(農糧署・台南市)からの果物の贈呈による大使館(台北駐日経済文化代表處)との交流を行ってきたところであり、今後も本市の台湾交流事務所を拠点に、観光から、経済、教育の交流拡大を図ってまいります。
また、この機会に、果物を贈呈していただいている台南市を訪問させていただき、台南市の黄市長と面会し、御礼を申し上げました。
さらに、水戸市出身の軍人、杉浦少尉を祀る「飛虎将軍廟」も訪問し、ご焼香をさせていただきました。地元の方々からは、杉浦少尉の村を守った行動に対する感謝の言葉があり、胸が熱くなりました。(杉浦少尉は、筑波海軍航空隊にも1年間在籍していました。)

台南市長との面会

飛虎将軍廟を訪問
さらに、台湾日本関係協会の蘇会長(台日交流の窓口となる組織)、農業団体の会長(台湾さつまいも策略連盟)へのあいさつ、ホテルメトロポリタンプレミア台北への笠間焼食器の提供、栗の加工品の販売促進、JR東日本関係企業のコワーキングスペースの見学、日本台湾交流協会の泉代表(日本大使館)との面会、台北市で開催されている菊まつりの見学(笠間の菊まつりとの交流も見られます)、さらには、台湾交流事務所が現地運営でお世話になっている東豪旅行社の会長、社長とも面会してまいりました。

台湾日本関係協会の蘇会長との面会

ホテルメトロポリタンプレミア台北への笠間焼提供

日本台湾交流協会の泉代表との面会

台北市菊まつり見学
最終日には、教育交流の拡大を目指し、国立台湾科技大学を訪問し、劉副校長からの説明・意見交換を行ってまいりました。私の帰国後、教育長は、3つの大学(私立銘伝大学・国立台湾芸術大学・国立台湾師範大学)を訪問し、意見交換をしてきました。

国立台湾科技大学との意見交換
本市では、令和5年に台湾交流事務所開設5周年を迎えます。
記念事業の実施や、次世代を担う子どもたちの育成を目指し、教育に関する交流を深めてまいります。
謝・謝
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- 2022年12月9日
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