市長コラム「さくら前線」(平成20年4月)
「さくら前線」
桜の花を見て、何を感じるでしょうか。桜は日本人の心を和ませ、新しい息吹を感じさせてくれるのではないでしょうか。
笠間市の木は「桜」であります。市内には、笠間・友部・岩間地区にそれぞれ桜の名所である佐白山、北山公園、愛宕山があります。また、下市毛のしだれ桜、宍戸のしだれ桜など、市民以外にもファンを持つ桜があり、多くの人たちに感動を与えています。
開花に合わせ桜まつりが開かれる市内はにぎわい、桜を愛し、育てようと取り組んでいる「日本さくらの会」の支部や市内のさくらマップ制作に取り組んだ「地域資源発掘隊」の活動など、団体や個人の皆さんがそれぞれに桜に思いを寄せて活動を行っています。桜は生き物であり、愛情を持って育て、守ることにより一段とはなやか花を咲かせてくれます。
全国各地には桜の名所や桜をもとに街づくりを行っている所が数多くあります。市にも、「桜の里づくりを」との要望もたくさん届いています。線でつながるよう3地区の名所を育てながら、市民が待ち望むような桜の里づくりができればと勝手な思いを持っています。市民と行政が一体となって取り組むことにより、10年、20年後の4月には桜で包まれたまちをつくり上げることは可能であります。想像すると気持ちがわくわくします。想いが散らないように取り組みたいと思います。
笠間市長 山口 伸樹
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- 2011年9月12日
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