市長コラム「笠間市一期生」(平成20年5月)
「笠間市一期生」
17人の笠間市一期生、本年度採用の笠間市職員です。
市職員(消防職除く)は、平成17、18、19年度の3年間に67名の職員が退職をし、採用については、定員削減方針のもと行いませんでした。本年度は将来の職員体系を考え、定員管理計画に基づき、一般行政職については退職者の半分を、消防職については退職者数を補充しました。採用試験の実施にあたっては、試験官に弁護士を加えるなど、公平性の確保に配慮しました。今回採用した17名は、合併後初めて実施した試験の採用者であります。特徴としては、社会人経験者が13名いること、そして笠間市以外の出身者が7名(県外2名、市外5名)いることです。社会での経験や広い視野を生かしてほしいと願っています。
新しい職員を迎えることは、市にとっては大きな財産を手に入れたことであります。この新人職員が育つも、育たぬも、本人の努力と上司の指導にあります。行政サービスを行う上では、人は最高の財産であり、一人前になるよう育てていかなければなりません。
新職員はどの顔も精悍で意欲に満ちており、頼もしさとやる気を感じました。そして、公務員に一番大切なことは、何人に対しても公平、公正な行政を行うことであり、“前例踏襲”、“計画倒れ”、“無責任主義的”な公務員になるべからず、コスト意識を持つようにと訓示しました。
新職員の皆さんはどうとらえたのか。10年、20年後の姿を、そして、部長、課長と呼ばれる姿を想像しました。
笠間市長 山口 伸樹
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- 2011年9月12日
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