【注意喚起】農家の皆様へ(熱中症対策や盗難防止など)
熱中症対策について
熱中症対策を徹底しましょう
近年、熱中症による救急搬送者や死亡者数の増加傾向が続いています。
高温時は作業を控え、こまめな休憩と水分補給を行うなど、体調管理に注意し、熱中症を予防しましょう。
熱中症対策関連資料(農林水産省ホームページ)
厚生労働省において、令和7年6月1日から労働安全衛生規則(省令)が改正となり、労働者を雇用する事業者
(農業者および農業法人を含む。)に次のような熱中症対策が義務付けられました。
(1)熱中症のおそれがある作業者の早期発見のための体制整備
(2)熱中症の重篤化を防止するための措置の実施手順の作成
(3)上記内容の関係作業者への周知
適切に行わなかった場合の罰則(6月以下の懲役または50万円以下の罰金)も定められましたので、対象となる事業者はご注意ください。
職場における熱中症対策の強化について(厚生労働省リーフレット)
職場における熱中症対策の強化について(厚生労働省パンフレット)
[パワーポイント]「熱中症」対応フロー(農林水産省ホームページより)※必要事項を記入の上、ご活用ください。
農作物の盗難防止について
・近年、全国的に農作物の盗難被害が相次いでいます。センサーカメラを設置する、収穫した農作物は倉庫にしまい施錠する等、盗難被害を防止する対策を実施しましょう。
農薬の適正な使用について
クロルピクリン剤の適正使用について
・クロルピクリン剤は、刺激性があり、正しく使用しないと揮散して、周辺の方や農薬使用者に被害を及ぼします。クロルピクリン剤を使用する場合は、揮散を防ぐため、処理後は直ちに被覆を実施してください。
・住宅地等においては、クロルピクリン剤の使用以外の方法で防除できないかを検討してください。やむを得ずクロルピクリン剤を使用する場合は、周辺の方等に健康被害が生じないよう、被覆資材として厚めのもの(0.03mm以上)や難透過性のものを使用するとともに、周辺の方等への説明や事前周知等を行ってください。
農作業事故防止について
自動直進アシスト機能を有する農業機械使用時の遵守事項について
・先般、自動直進アシスト機能を有する農業トラクターによる死亡事故が県外で発生しました。同機能を有する農業機械を取扱う際は、次の事項を遵守して作業しましょう。
1.車両系農業機械の運転者は、自動直進アシスト機能の有無にかかわらず、走行中に運転席を離れないこと。
2.車両系農業機械から降りて作物等の確認を行う必要がある場合は、必ず車両を停止し、サイドブレーキを使用すること。また、傾斜地で停車する場合は、車止めを使用すること。
3.農業機械の調整や清掃を行う場合は、2に加え、エンジンを停止すること。
問い合わせ先
- 2025年6月13日
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