市長コラム「イノシシへの挑戦」(平成29年12月)
「イノシシへの挑戦」
全国的に農村や山間地域を中心として、イノシシの被害が拡大しています。笠間市でも、ここ数年、農産物や水田、畑等において、被害が拡大しており、最近は人家の庭先まで出没している状況です。
笠間市では対策として、平成20 年度から電気柵への補助や、平成26年度からは猟友会の会員を中心にイノシシの駆除にあたる実施隊を編成し、捕獲にあたっています。昨年は、118頭捕獲の実績を挙げました。また、一般のハンターの方々も年間約300頭の捕獲をしましたが、被害は依然として収まりません。
新たな対策として、今年度からは地域において5名以上で団体を組織して、箱罠をしかけ、捕獲を進める取り組みをスタートしました。
市の支援策として、箱罠免許取得費、箱罠の貸し出し、一頭捕獲に対して5000円の補助を実施しています。さらに、今後は団体の活動費補助も予定しています。
また、対処の難しい捕獲後の止め刺し、処分については、民間事業者へ委託をすることにしました。現在、市内13地区において新しい取り組みが進められています。
イノシシの駆除に関心のある地域の方は、ぜひ農政課へお問い合わせください。
バックナンバー
「台湾ゴルフ協会の来訪」平成29年11月号
「体力の限界に挑戦」平成29年10月号
「職員の成長に期待」平成29年9月号
「旧井筒屋の再生」平成29年8月号
「一般質問は真剣勝負」平成29年7月号
「エチオピア訪問」平成29年6月号
「日本一の栗産地」平成29年5月号
「郷土力士 共に応援を」平成29年4月号
平成28年度市長コラムへ
平成27年度市長コラムへ
平成26年度市長コラムへ
平成25年度市長コラムへ
平成24年度市長コラムへ
平成23年度市長コラムへ
平成22年度市長コラムへ
平成21年度市長コラムへ
平成20年度市長コラムへ
平成19年度市長コラムへ
平成18年度市長コラムへ
問い合わせ先
- 2017年12月14日
- 印刷する