市長コラム「市の国際化」（平成27年2月）

「市の国際化」

　市長と談笑する研修生
　笠間市役所には、昨年6月から国際協力交流研修員として、ミャンマーからテインさん、ラオスからビンボさんという二人の公務員が来ています。観光政策を学びたいという意向から、商工観光課で研修を行っていますが、来月の3月31日には9か月の研修期間が終了し、母国へ帰国します。

　市としては、二人を通じて、両国との交流が生まれることとなり、互いの国について理解を深め、外国人の目線で見た日本や笠間市の魅力を再認識することができました。また、研修で得たものを自国の発展に生かそうとする姿勢に刺激を受け、職員にとっても有意義な期間でありました。
　二人にとっても、異国でのさまざまな経験や出会いを通して得るものが多かったのではないでしょうか。

　5年後の2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。今後ますます外国との関係を構築することが必要となり、農産物を始めとする輸出拡大、労働力の確保等、国や県のみでなく、市町村が主体となることが求められてきています。

　市でも、小学校英語の教科化に向けて来年度より幼・小・中・高の英語教育の充実、さらに観光の分野においても、外国人観光客の受け入れ拡大に取り組んでいく予定です。皆さんも国際化を目指して一緒にがんばりましょう。