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台湾について

※このページは台北城市科技大学(台湾)のサマージョブ研修生が作成しました(令和6年8月作成)

 

台北市

台北の特産品

台北の観光

新北市

新北の特産品

新北の観光

台南市

台南の特産品(フルーツ)

台南の観光

旅行で使える中国語

 

 

台湾の概要

台湾(または臺灣と表記をします)、西洋ではフォルモサ(ポルトガル語:Formosa)とも呼ばれ、東アジア、太平洋西北側に位置する島です。琉球諸島とフィリピン諸島の間にあり、西は台湾海峡を隔てて中国大陸と向かい合っています。海峡の距離は約130キロメートルで、面積は約3.6万平方キロメートル、地形の標高差が大きく、最高点は3952メートルです。島全体は北回帰線に貫かれ、気候は夏が長く暑いです。北回帰線の北側は亜熱帯モンスーン気候、南側は熱帯モンスーン気候で、自然景観と生態系の資源が豊かで多様です。

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台北市

台北市(通称:台北)は台湾の首都です。台湾北部の盆地に位置し、北台湾の中心都市でもあります。2020年には台北市は(GaWC)世界の都市ランキングで最高ランクのAlpha級に選ばれました。全市は12の行政区に分かれています。住民登録人口は約250万人で、人口密度は1平方キロメートルあたり約9,200人。面積は約271.7997平方キロメートルです。台湾の県市競争力ランキングで台北市は六大都市(台北市、高雄市、新北市、台中市、台南市、桃園市)の中で第1位です。

以下は市の象徴です。

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鳥:台湾藍鵲/ヤマムスメ

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 花:ツツジ 

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 樹:ガジュマル

<台北の特産品>

◍陽明山山藥(長芋)
栽培面積は10ヘクタールで、年間生産量は約20トン。気候や土壌の特性に合わせて、「寸薯チュンシュウ」という品種の長形山薬を栽培しています。初期の山薬の栽培は、砂質壌土または高畦に植える方法でしたが、長形山薬は土壌の深さが1メートル以上のため、収穫時に損傷が頻繁に発生しています。この問題を改善するために、「天溝テンゴォウ」栽培法が採用されました。栽培時に山薬の塊茎をこのプラスチック管に入れて斜めに土中に埋めます。収穫時にはプラスチック管を引き出すだけで、塊茎を完全に傷つけずに収穫することができ、省力化を図りながら山薬の形状をまっすぐに保つことができます。

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◍木柵茶葉:鉄観音茶
「木柵鉄観音茶」は主要な台北農産特産品の一つです、現在台湾で唯一の正統鉄観音茶の生産地です。また、国内では非常に特色がある農産特産品で、消費者から広く愛されています。

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<台北の観光>

✓国立故宮博物院
院内には重要な歴代文物が収蔵され、書画、銅器、陶磁器、玉細工、漆器、彫刻、図案、文献など、古美術品の所蔵品総点数の総計は約69万点余り。北京の故宮博物院と南京の中央博物院の収蔵点数の総数を上回り、世界最大規模を誇ります。所蔵数の豊かさは米国、イギリス、フランスの美術館と並んで世界4大博物館に数えられ、中国芸術文化の研究保存の要所となっています。

院内には、中国語、英語、フランス語、ドイツ語、日本語、スペイン語、韓国語など7か国語で書かれた案内ガイドが準備されています。また、これらの文物研究に関する勉強会やセミナー、巡回展示活動なども定期的に開かれ、特集された出版物は130種類以上に達します。


故宮の向い側には至善園という中国の古典庭園芸術を再現した公園が設けられています。公園には蘭亭らんてい曲水流觴きょくすいりゅうしょう籠鵝ろうが松風閣しょうふうかく碧橋西ビチャォウシ洗筆池シイビイチ招鶴聴鴬チヨホウテイインなどと呼ばれる八つの景勝地があります。

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✓台北101
台北101の塔頂から発せられるロウソクや松明のような明るい黄色の光は、自由と歓迎を表現しています。同じ時間帯に、台北101の外壁は虹色のスペクトルをテーマにした照明で照らされ、毎日異なる色が照らされます。例えば、月曜日は赤色、火曜日はオレンジ色です。台北101は台湾で最も象徴的なランドマークの一つであり、そのライトアップは全国的な注目を集めます。祝祭の喜び、グローバルな意識、民心の団結など、さまざまなテーマがあります。また、頂上には展望台があり、そこからの眺めは非常に壮観です。

台北市101

 

✓陽明山国家公園

陽明山はもともと草山チォウサンと呼ばれ、大屯山だいとんざん七星山チーシンシャン紗帽山サオマシャン小観音山しょうかんのんさんという意味や使い方を含む山岳地帯を指し、特定の山峰を意味するわけではありません。陽明山国家公園管理処は、公園、温泉、歴史関連、花卉区、動物や自然保護区、景勝地など、さまざまなスタイルのレクリエーションエリアを計画しています。

陽明山国家公園

 

新北市

台湾北部に位置する首都、元の台北県が改制されてできました。全域が台北市を囲み、市内は29区に分かれ、行政中心は板橋です。住民登録人口は約400万人で、台湾で人口が最も多い一級行政区です。その面積は約2,052.5平方キロメートル。高度に都市化された地域、田園風景や自然の山川の風貌もあり、地形の多様性が見られます。これにより、人口構成や経済産業の多様性を持つ都市が形成されています。台湾の県市社会福祉のランキングで新北市は、六大都市の中で第1位です。

以下は市の象徴です。
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鳥 サギ

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花 ツバキ

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樹 台湾ヤマザクラ

<新北の特産品>

◍金山紅心甘薯(サツマイモ):台農66号
台湾全体のサツマイモのうち100本に1本は金山から産出されています。その中で最も多く生産されているのが台農66号品種で、赤い皮と赤い肉を持ち、口当たりがねっとりしていて、甘みが強いです。サイズはさまざまですが、どれも満ちた実をつけています。サツマイモは栄養学者によって「完全食物」と称賛されており、豊富な食物繊維が腸の運動を促進し、便通を助け、満腹感が増します。特にサツマイモの皮にはより多くの繊維が含まれているため、皮を綺麗に洗って一緒に食べることが推奨されています。

金山紅心甘薯

 

◍石花凍(天草)
一般に、台湾でテングサを利用する風習は日本統治時代に始まったとされています。当時、台湾のテングサは日本に輸出され、洋菜が抽出されたさまざまな食品(例えば羊羹)が作られ、また台湾に輸入します。そして春夏の季節になると、台湾北部および東北部の海岸では、このようなデザートが見られます。深い黄色で半透明の見た目、滑らかで弾力のある食感が特徴です。冷やしてそのままスプーンで食べたり、角切りにして砂糖水に入れたり、涼しく爽やかな美味しさです。

石花凍(天草)

 

<新北の観光>

野柳やりゅう地質公園
野柳地質公園は新北市万里区の沿岸地域に位置し、風化作用による地形が特徴で、北海岸で非常に有名な地質をもつ奇石の景勝地です。北海岸および観音山かんのんやま国家風景区に属しています。風景区の地形は海に突き出た岬のようで、大きな海亀に似ていることから「野柳亀」とも呼ばれています。長い年月を経た海蝕風化や地殻運動によって、海蝕洞かいしょくどう蜂巣石はちのすいし燭状石チュウジュァンシ(燭台みたいな石)、豆腐石、茸岩きのこいわ甌穴おうけつ溶蝕ようしょくなど、独特な地質景観が形成されました。これにより北海岸の観光は非常に魅力的なものとなっています。

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また、野柳の「女王頭」型の茸状岩も有名な観光スポットです。風化の保護対策が講じられているにもかかわらず、毎年風化が進み、女王頭の首がますます細くなり断裂の危険があります。

野柳地質公園3

 

✓九份
懐かしい景観が多くの観光客を惹きつける複数の通りで構成される旧市街です。九份の曲がりくねった路地を歩きながら、さまざまな地元の小吃シャゥチ(軽食)や美食が楽しめます。黄金博物館エリアに足を踏み入れると、鉱業文化の歴史の足跡を垣間見ることができます。博物館、宿舎、神社の遺跡などの建物を通じて、かつての栄光の時代を思い起こすことができます。

九份

 

鶯歌イングー
約200年前、鶯歌は台湾最大の陶磁器芸術品の輸出地でした。現在も、鶯歌の陶磁器芸術品は有名で、陶磁器関連の工場や店舗が1000軒以上、大小の商店が約2300軒以上あります。その中でも80%以上の工場は陶磁器製造業です。生産される製品には、建築用の釉薬瓦、床タイル、壁タイル、衛生設備などがあります。また、装飾や日用品としての芸術花瓶、古風な花瓶、急須、家庭用食器、子供のおもちゃ、装飾品、そして工業用の精密陶磁器なども含まれます。陶磁器博物館もあり、2023年4月には、新北市美術館が新たにできました。美術館の建築デザインが特徴的で、インスタレーションアートには地元の陶磁器の要素も取り入れられています。展示も非常に特色があります。

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台南市

通称台南、台南は中華民国の直轄市で、台湾の六大都市の一つです。台湾南西部に位置し、面積は2,191.6平方キロメートルで、台湾の各県市の中で平地の割合が最も大きく、地形が最も平坦な都市です。農地面積は台湾で第一位です。道路網は台湾で最も充実しており、市内には多くの文化遺跡が点在し、多様な文化が共存しています。平面メディアの調査によると、台湾の県市競争力ランキングでは4年連続で六大都市の中で第2位に位置しています。
現在、伝統的な小吃シャゥチ(軽食)、文化遺跡、夜市の商業圏、観光地、山川田園、温泉などが観光客を引き寄せています。また、住みやすく快適な都市としても知られています。

以下は市の象徴です。
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鳥 レンカク

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花 ファレノプシス

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樹 ホウオウボク

<台南の特産品(フルーツ)>

◍芒果/マンゴー
台南の玉井マンゴーは、玉井区の主要な特産果物です。玉井マンゴーからは、愛文アーウィン、キンコウ、ケイト、ヘイデン、玉文六号など、さまざまな品種が育成されました。
玉井区は台湾最大のマンゴー産地で、年間の生産量は約1万トン、時にはそれ以上に達します。そのため、「マンゴー王国」としての名声を誇っています。

芒果マンゴー

 

龍眼ロンイェン/竜眼りゅうがん
東山区の竜眼は高い生産量を誇り、独自の竜眼産業チェーンが形成されています。4月頃の開花期には、多くの養蜂家が東山の竜眼の花蜜を集めに訪れ、果樹農家は竜眼の花を集めて花茶を作ります。7月下旬から8月上旬の盛産期には、木に登ってたくさんの新鮮な竜眼を収穫し、すぐに土窯に送られます。竜眼の木を使った高温の火で短時間で殺青(煮出し)し、その後、弱火で6日5夜連続で焼き上げます。また、竜眼の果肉を剥く専門の企業もあります。東山区は生産量が多いだけでなく、天地の優位性により、竜眼の果肉はより豊かで、焼き上げた後の甘みが一層引き立ちます。
そして。このような工程を経て、竜眼の果実、竜眼蜜、竜眼干(ドライりゅうがん)、竜眼の木の四種類の産品が収穫できます。

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釋迦シージャ/釈迦頭シャカトウ
台湾全体で約5606ヘクタールの釈迦頭が栽培され、その約95%が台東に集中しています。台東班鳩いかるが釈迦頭の生産・販売班の班長は「台東では釈迦頭の栽培は国民的な活動と言える」と述べています。しかし、実際には釈迦頭が最初に導入されたのは台南で、台湾南部の熱帯気候に非常に適しています。1930年前後には南部の多くの家庭で1〜2本の釈迦頭が栽培されていました。釈迦頭は果肉を加熱すると非常に変色しやすいため、低温での加工が必要です。そのためアイスクリームの製造などに使われています。

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<台南の観光>

奇美博物館きびはくぶつかん
奇美博物館は台南に位置し、現在の台湾で最も豊富なコレクションを誇る私立博物館・美術館です。13,000点の西洋美術品を所蔵し、主に芸術、楽器、兵器、自然史の4つの分野の展示を行っています。
また、屋外には多くの無料で見学できるさまざまな彫刻作品があり、自由に見学や写真撮影が可能で、地元の人気スポットとなっています。

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✓林百貨(日語:ハヤシ百貨店、林百貨店、林デパート)
日本統治期の台南市末広町2丁目に位置しています。1932年12月5日にオープンし、台湾で2番目、そして南台湾で最初の百貨店で、台湾で唯一神社を設けた百貨店です。
林百貨は完成当時、台南で最も高い建物でした。エレベーターや鉄製シャッターなど、当時としては珍しい現代的な設備を備えていました。これは、日本統治期の台南市末広町の繁栄の象徴でした。第二次世界大戦後に閉店し、他の用途に転用されたり、長期間放置されたりしていましたが、その後、台南市の指定古跡として公告されました。建物の全体修復を経て、台南市政府文化局が文創百貨の形式で高青時尚に運営を委託し、2014年に再開業しました。

林百貨

 

十鼓文創園区スグゥウンフゥァユェンチュ

文化と創意を結合した台南の人気観光スポットです。台湾は日本統治期に砂糖の生産地として重要な役割を果たしていましたが、時代の変化とともに、古くなった糖工場は観光目的に転用されるようになりました。その中でも十鼓仁糖文化園区は、もともと仁徳糖工場でした。砂糖産業が徐々に転換していく中で、工場内の建物はしばらくの間放置されていましたが、後に台湾の有名な「十鼓擊樂団」が練習場所として使用するようになり、徐々に「鼓」をテーマとした観光地に変わりました。また、多くの遊戯施設も追加され、小さな子供でも楽しめる滑り台から大人も楽しめるスリリングなアトラクションまで、多様な設備が整っています。非常にユニークな特徴を持つスポットです。

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旅行で使える中国語

台湾では、中国語の繫体字を一般的に使っています。

台湾旅行で役立つフレーズなどをまとめました。ぜひご利用ください。

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電話番号:0296-77-1101 ファクス番号:0296-78-0612

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