市長コラム「『神社』を伝えていく」(令和4年2月)
「神社」を伝えていく
毎年、正月三が日は、笠間稲荷神社を始め、いくつかの神社へ初詣やご祈祷に参列します。
神社は、森の鎮守様や地域の守り神として長い歴史を刻み続けてきた社であり、本県にも大小合わせて二千四百六十四の神社があります。
一方、社会が変化する中で、その維持管理・存続等が大きな課題となっています。また、神職のなり手も少ないとのことです。さらに、神社に対する世代間の意識の変化もあると思います。
何事もそうですが、守り続けるためには費用と人手、そして想いが必要です。地域の神社を守り続けている関係者の皆さんの取り組みには頭が下がる思いです。
日本の伝統文化・歴史・心のよりどころとしての神社をどう守り続けるのか。全国組織としては神社本庁があり、本県にも県神社庁があります。組織としての取り組みも重要であると思います。
今年、初詣をしながら考えさせられました。
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- 2022年4月1日
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