文化・歴史
県指定文化財 [四神旗]




【製作】 江戸時代
【形態】 横72センチメートル、縦120センチメートル
元禄7年(1694)徳川光圀は、将軍綱吉の命により江戸へ向かう途中、稲田神社に詣で古社の衰微を嘆き、その神道のことを伝えると共に稲田社へ縁起、神系、神宝、祭器の図、神社図、社造図を奉納した。元禄11年(1698)四神旗を奉納し、天下泰平と将軍家福寿増長を祈願した。 四神旗とは天の四方の神をいい、青竜(東)白虎(西)朱雀(南)玄武(北)の四神獣を表した旗である。この旗の右下には「四神御旗敬奉納常州新治郡稲田神社元禄之歳源光圀粛具印」とある。