移住者インタビュー
令和5年度にかさちょこHOUSEを利用し、その年に笠間市に移住された増田様ご夫妻。
笠間市に移住した理由やかさちょこHOUSEを利用された感想などをお聞きしました。
以前は東京に住んでいましたが、2人とも地方出身だったこともあり、東京に永住することは考えておらず、いつかは地方へ移住したいと思っていたところ、新型コロナウイルスの影響で移住の計画が早まりました。色々な地方から移住先を探す予定でしたが初めて笠間を訪れ、文化的な雰囲気の観光地で適度な田舎でもあるところが一遍で気に入り他所を見ることなく移住を決めました。色々な場所を見せてもらったなかで、特に自然環境が豊かで市街地にも近く生活のしやすそうな今の場所を見つけ、移住しました。
かさちょこHOUSEは家探しをしている際にホームページで見つけましたが、当初は人気のため予約がなかなか取れませんでした。利用してみると利便性の良い素敵な建物でした。滞在中は実際に笠間で生活しているイメージを持つことができました。笠間焼の食器が備えてあるのもいいなと思いました。
工芸の丘と図書館がお気に入りです。工芸の丘は見晴らしが素晴らしくて、友人が来た時には必ず案内するほどです。また図書館はきれいで、ゆったりしているところや豊富な種類の本を無制限で借りられるところがいいなと思っています。都内の図書館と比べても充実度は高いと思います。笠間には素敵なカフェやギャラリー、観光地もたくさんあるのでこれからもっとお気に入りを増やしていきたいです。
笠間だから苦労しているということはないです。移住前から分かっていたことですが、田舎暮らしならではの困りごとといえば虫や鳥などへの対策が必要なことくらいです。都会とは違うご近所付き合いにも不安はありましたが、近隣の方々とお話をするうちに色々な生活の知恵を教えてもらうなど親切にしていただいています。今ではご近所付き合いが楽しみでもあり、安心材料でもあります。
移住してからは自分たちで野菜を育てたり、ご近所の農作業のお手伝いをしたりなど生活の中で体を使うことが多く健康的な生活を送るようになったため体力がつきました。また、採れたてで新鮮な美味しい野菜が身近にあるので、野菜嫌いだった夫の野菜を食べる量が倍増しました。買い物などは移住前と変わらず不便なくできています。
暮らしの楽しみは都内と比べて大幅に増えました。笠間焼の器を使った食卓には地元の旬の食材が並び、季節を感じる豊かな食事ができることが嬉しいです。家庭菜園を始めて、野菜を育てる喜びも感じるようになりました。また、自宅から周りの風景を眺めるのが楽しいです。近所に咲く花や木、山も四季によって変わるのでそんな景色の変化を感じながらの散歩や、田植えなど経験したことのない農作業も楽しんでいます。
今と変わらず元気で、時に地域の方のお手伝いをしながら暮らしていこうと考えています。笠間での生活の中で、私たちと同じく移住してきたという方と会うことが多く驚きます。笠間はそれだけ人を引きつける魅力がある場所だと思うので、地域の活動に参加してその魅力を発信できたらいいなと思っています。
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- 2024年5月21日
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