市長コラム「今年も笠間の栗」(令和5年5月)
先般、JA常陸 栗部会の総会に出席しました。
部会員は208名、当日の出席者は128名で、生産者、JA、市場関係者、行政等の参加であります。会場に出席している生産者の目は真剣そのものであり、関係者の勢いを感じました。
部会員のうち令和4年新規加入者は12名もいるそうで、各団体で会員が減少している中でかなり珍しいケースであります。
栗栽培に対する期待でもあります。
出席者からは、「品質向上」、「地産地消」、「日本一」など力強い言葉が出てきました。生産規模の拡大にあたり、令和4年度に市の補助制度を活用した方は35件、面積にすると約10.5haであり、現状から生産規模を拡大する方や新規参入者などさまざまであります。
一人ひとりが栽培技術の向上を図っています。その中でも生産の一番の課題は、栗拾いであります。人的作業が中心ですが、今後は機械化を目指すことになります。なかなかむずかしい取り組みですが、県や民間企業と協力し、栗拾いの機械開発をすすめていきます。今年こそ実現したいと思います。
「笠間=栗」 日本一目指してがんばりましょう。
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- 2023年5月11日
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