市長コラム「姉妹都市 友好都市」(平成18年11月)
「姉妹都市 友好都市」
赤穂市は忠臣蔵で有名な浅野家、矢板市は笠間時朝と矢板城主であった塩谷朝業のつながりにより、それぞれ旧笠間市と姉妹都市を結んでいました。田辺市と遠軽町は、合気道の関係により旧岩間町が友好都市を結んでいました。歴史的なつながりがあり、今までの関係を含め、新市でもよリ関係を深めていくことが必要であると思います。
先般、田辺市に私と大関議会議長で表敬訪問をしました。遠軽町からも助役が出席し、今後の対応について田辺市長と話をしてきました。お互い今までの関係を継続し、発展させることで意見が一致しました。この旧市町の関係を継続すると 4 つの市町と新たな盟約締結をする必要があります。私は、姉妹・友好都市を考えるとき、それぞれの良いところを学び、情報を交換、共有し、お互いの歴史を理解、認識していくことが必要であると思います。そして、通り一遍の都市間交流ではなく、行政はもとより市民団体・学校などが文化・スポーツなど各分野において交流が深められるような、背伸びをしない自然な形での関係を築いていきたいと思います。拘東しあうような形や負担が掛かりすぎる関係であると、長く関係を保つことには無理がでると思います。新市としての正式な手続きについては、議会と協議を進めていきたいと思います。
さらに、旧笠間市は新潟県長岡市の牧野家(笠間藩主)との関係があり、旧友部町は、福島県三春町の秋田家(宍戸藩主)との関係があります。もし、訪ねる機会がありましたら歴史的なつながりを思い出してください。
11月3日に行われた、流鏑馬(やぶさめ)でのひとコマ
バックナンバー
「遠き八丈島」(平成18年10月号)
「市政懇談会を開催して」(平成18年9月号)
「市長就任4か月を迎えて」(平成18年8月号)
問い合わせ先
- 2011年9月12日
- 印刷する