くらし・手続き

合併浄化槽Q&A

合併浄化槽について

【Q】合併浄化槽とは何ですか?
【A】公共下水道、農業集落排水施設、コミュニティ・プラントなどが整備されていない地域でトイレを水洗化するときに設置が義務付けられているのが合併浄化槽です。合併浄化槽の働きを一言でいうと「水洗トイレからの汚水(し尿)や台所・風呂などからの排水(生活雑排水)を微生物の働きなどを利用して浄化し、きれいな水にして放流するための施設」です。

【Q】合併浄化槽設置の際に補助金は出るのですか?
【A】水環境の保全に役立つ合併浄化槽を普及させるため、笠間市では補助金を交付しております。詳しくはこちらのページをご覧ください。

【Q】合併浄化槽の寿命はどのくらいですか?
【A】FRP(強化プラスチック)製の合併浄化槽本体は、半永久的に使えるとも言われており、昭和40年頃から使われ出したFRP浄化槽本体が、今日でも十分に機能を発揮していることから、実績として30年以上は大丈夫ということになります。ただし、ブロワーやポンプ等の駆動機器は消耗品であり、保守・管理が必要です。

【Q】「浄化槽の日」とは何ですか?
【A】環境省では、国土交通省とともに、昭和60年10月1日から浄化槽法が全面施行されたことにちなみ、浄化槽及び浄化槽法に関する正しい知識の普及のため、昭和62年度以降、10月1日を「浄化槽の日」としました。毎年10月1日は、中央・地方においていろいろな行事が催されています。

合併浄化槽の管理について

【Q】家にある合併浄化槽を自分で管理することはできますか?
【A】浄化槽管理者(浄化槽を設置する家庭の世帯主など)が自ら保守点検や清掃を行うことは、特に禁止されているわけではありません。しかし、浄化槽の保守点検・清掃を行うためには専門的な知識・技能・経験・設備が必要とされますので、浄化槽管理士講習会などを受け専門知識を習得するか、専門業者に委託することをおすすめします。

【Q】清掃は年にどのくらい行えばよいのですか?
【A】合併浄化槽の清掃は年に1回行わなければなりません。ただし、浄化槽に流入する汚水の量や質によって、清掃の回数を多くする必要がある場合があります。

【Q】清掃とはどのようなことをするのでしょうか?
【A】合併浄化槽に流入してきた汚水は、沈殿や浮上といった物理作用と、微生物の働きによる生物作用によって処理されますが、この処理の過程で汚泥やスカムが生じます。この汚泥やスカムが過度に蓄積されると悪臭の原因となります。このようなことにならないために、汚泥やスカムを槽外へ引き抜き、付属装置を洗浄したり、掃除したりします。

【Q】清掃を頼む場合、どのようにしたらよいですか?
【A】合併浄化槽の清掃を業として行う場合は、その地域の市町村長から許可を受けなければなりませんので、清掃はこの許可を受けた業者に頼んでください。詳しくはこちらのページをご覧ください。

水洗トイレの使い方

【Q】再生紙のトイレットペーパーを使用してもいいですか?
【A】市販のJIS規格のトイレットペーパーであれば、再生紙でももちろんかまいません。しかし、その他の紙や紙おむつなどは流さないでください。また、ペーパーを多量に使いすぎますと、汚泥の量が短い期間で多くなり、清掃の間隔を狭めることになります。

【Q】小便でも十分に水を流したほうが衛生的ではないですか?
【A】水洗トイレの水量は、大便のときで約15リットル、小便のときで約5リットルとなっています。トイレの洗浄水は十分流す必要がありますが、必要以上に流すことはありません。また、音消しのために水を流すのもなるべく控えたいものです。水の使用が多すぎると浄化槽の能力低下につながります。

【Q】トイレ用洗剤を使用してもいいですか?
【A】市販のトイレ用洗剤であれば、たいていのものは問題ありません。落ちにくいときだけ、中性の洗剤を用い、必要以上に大量に使わないようにしましょう。

台所の使い方

【Q】魚や野菜くずなどを細かく砕いて流してもいいですか?合併浄化槽内の微生物の餌になると思うのですが。
【A】微生物の格好の住まいである合併浄化槽も限られたスペースですから、おのずと能力の限界があります。家庭用の合併浄化槽は台所のゴミをすべて引き受けるように作られてはいません。台所から出る魚のアラ、野菜のくず、食べかすなどはなるべく流さないようにしましょう。特に天ぷら油は決して流さないように。

【Q】台所のゴミをディスポーザーで砕いて流してもいいですか?
【A】現状では、一部の機種を除いて合併浄化槽はディスポーザーの使用に対応していません。台所から出る生ゴミは細かいゴミもなるべく回収してください。履き古したストッキングを適当な大きさに切り、流しの排水口に被せればネットとして利用できます(最近では市販のネットもあります)。ストッキングの編み目は細かいため、小さなゴミまで回収できます。

お風呂の使い方

【Q】温泉気分の味わえる入浴剤を使用してもいいですか?
【A】イオウ温泉系の入浴剤は避けたほうが無難です。それ以外の入浴剤は使用しても問題はありません。

【Q】お風呂掃除でカビ取り剤を使用してもいいですか?
【A】最近のカビ取り剤は強力で、特に塩素系のものは合併浄化槽内の微生物を殺したり、働きを弱めたりします。使用した際には、不要なタオルやキッチンペーパーで拭き取るか、使用後に十分な水で洗い流すようにしてください。

洗濯機の使い方

【Q】洗濯に粉石けんを使用してもいいですか?環境にやさしそうですが。
【A】洗剤、洗濯仕上げ剤、入浴剤、洗浄剤などは、なるべく中性のものを使用してください。中性のものがないときは、弱酸性または弱アルカリ性のものを使用するようにしましょう。

【Q】洗剤はどのくらい使用すればいいのですか?
【A】洗剤の使用量は、メーカーの指示量を守ってください。多量に使用しても無駄になるだけで、逆に水を汚すことになります。

【Q】漂白剤を使用してもいいですか?
【A】多少の漂白は問題ありません。しかし、塩素系の漂白剤を大量に使用しますと、合併浄化槽内の微生物が死滅したり、働きが悪くなりますので、避けてください。

その他、流して良いか悪いか

【Q】不要になった殺虫剤などを流してもいいですか?
【A】塩酸などの強酸やクレゾールなどの消毒薬、防腐剤、庭の花木の殺虫剤などは、絶対に流さないでください。合併浄化槽は、生きている微生物の働きを利用して汚水を浄化しています。殺虫剤などが合併浄化槽に入ると、微生物が全滅したり、弱ったりして、せっかくの機能が台無しになり、汚水が分解されなくなります。

【Q】古くなった灯油を流してもいいですか?
【A】石油類を流してはいけません。石油を大量に流したり、農薬や消毒剤を流して合併浄化槽が全く機能しなくなったときは、やがて悪臭がでて異常事態に気が付くことになります。その際は、合併浄化槽の臨時の清掃が必要になります。

ブロワー(送風機)について

【Q】10日ほど海外旅行をする予定ですが、ブロワーの電源を切ってもいいですか?
【A】非常のときを除き、電源は切らないでください。電源を切るとブロワーから空気が送られなくなり、撹拌(散気)されなくなってしまいます。そのために合併浄化槽内の微生物が死んだり、働きが悪くなります。

【Q】なぜ、空気が送られないと合併浄化槽が役に立たなくなるのですか?
【A】合併浄化槽のブロワーは、合併浄化槽のばっ気槽内に住みつき汚物を食べて分解している「好気性バクテリア」のために、空気を送っているのです。空気がなければ、そのバクテリアが窒息してしまうからです。

消毒剤について

【Q】消毒剤はどのくらいでなくなりますか?
【A】消毒剤のタイプや水の使用量によって異なります。問題があれば、保守点検業者に相談してください。

【Q】消毒剤の購入は?
【A】メーカーによっていろいろな種類の消毒剤があり、併用すると危険な場合もありますので、保守点検業者に依頼し補充するようにしてください。例えば、次亜塩素酸カルシウム系(ハイクロンなど)とイソシアヌール酸系(メルサンなど)の混合使用は危険です。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは下水道課です。

〒309-1723 笠間市矢野下750番地(浄化センターともべ内)

電話番号:0296-77-1101 ファックス番号:0296-78-0854

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